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聖典引用 板

2989うのはな:2014/07/02(水) 20:32:38 ID:/wuDNhkM
      火神誕生

 かつて出版された『神の真義とその理解』という本の中で、何故生長の家の総本山に龍宮住吉本宮が御斎祀されるに到ったかという本義を、
谷口雅春先生は諄々としてお説きになった。ここに明らかにされているように、生長の家では心に宇宙大生命を祭るのである。
そしてその幽の幽なる神として天之御中主神をお祭りし、幽なる神として天照皇大神をお祭りする。

 幽とは現象の奥の世界のことであるから、これらは幽斎といって、心の中でお祭りするだけだ。
さらにその現人神としての天皇陛下も、心の中だけで礼拝申し上げるのであるから、どこかに神社を建立してお祭りするということはない。
つまりこれを幽斎と申し上げる。

 ところでこの天之御中主神は、宇宙大生命であり、大宇宙の本源神であるから、古事記の冒頭には、「天地の初発の時、高天原に成りませる神の名は、天之御中主神」と
書かれている。そしてさらに、「次に高御産巣日神、次に神産巣日神。此の三柱の神は、並独神成り坐して、身を隠したまいき」とある。
 つまりこの三神は絶対神であり、幽の幽なる神様だということである。しかしこれは絶対神が三つあるという意味ではなく、天之御中主神が陽の原理(高御巣日神)と陰の原理(神産巣日神)とに
分極して働き給うということなのである。

 しかもその陰陽の二大原理がさらに人格的に現われ出られて、「次に伊邪那岐神、次に妹伊邪那美神」となるのである。
妹は女性につける接頭語であるから、これは伊邪那岐神が男神、伊邪那美神が女性神ということである。さて古事記では、この二柱の神が国生みをなさって日本国を次々に生んで行かれる。(もっともその前に淤能碁呂島、
つまり太陽系又は地球全体を生み給うのだが)こうして大八嶋国ができ上る。
さらに小さな島々を六つ(六嶋)生み給う。この国生みをおえられてから、さらに神々を生み給うのである。

 これらの神々は全て天然現象を神の名で表わし、さらに野山の生物から生理現象までをも表わしている。がしかしこのような御働きの過程において、伊邪那美神は火の神を産み給うたのがもとで、ついにおなくなりになるのである。
さて又一面この火の神は戦争のための兵器であり、爆発物でもあるから、この物語りは遂に大戦争が勃発して、日本中が大戦火にみまわれる象徴でもある。こうして日本の生みの母なる伊邪那美神のみほと(生産工場)がやけただれ、ついに
生産力ががたおちになって日本が敗戦するということが、伊邪那美神の死によって象徴されていたのであった。

   『生長の家總本山 祭祀作法教範』 P61-62 谷口清超先生


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