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聖典引用 板

287SAKURA:2012/03/23(金) 23:06:33 ID:FEa/NNlc
トキ様 へ
皆様 へ
こんばんは…

279>前回の“つづき”として、投稿させて頂きます…。

■ 仏教典        (一部抜粋…)

しかし、世の中には三とおりの団体がある。
一つは、権力や財力のそなわった指導者がいるために集まった団体、二つは、
ただ都合のために集まって、自分たちに都合よく争わなくてもよい間だけ続いている団体、

三つは、教えを中心として和合を生命とする団体である。

もとよりこの三種の団体のうち、まことの団体は第三の団体であって、この団体は、
一つの心を心として生活し、その中から色々の功徳を生んでくるから、
そこには平和があり、喜びあり、満足があり、幸福がある。

そして、ちょうど山に降った雨が流れて、谷川となり、次第に大河となって、
ついに大海に入るように、

いろいろの境遇の人びとも、同じ教えの雨に潤されて、次第に小さな団体から社会へと
流れあい、ついには同じ味のさとりの海へと流れ込むのである。

すべての心が水と乳とのように和合して、そこに美しい団体が生まれる。
だから正しい教えは、実にこの地上に、美しいまことの団体を作りだす
根本の力であって、それは先に言ったように、互いに見いだす光であるとともに、
人々の心の凹凸を平らにして、和合させる力でもある。

Thus,
the organization that is formed on the perfect teaching of Buddha can be called
the Brotherhood.
このまことの団体は、このように教えを根本の力とするから教団といい得る。

そして、すべての人は、みなその心をこの教えによって養わなければならないから、
教団は道理としては、地上のあらゆる人間を含むが、事実としては、
同信の人達の団体である。

■この事実としての団体は、教えを説いて在家に施すものと、これに対して
衣食を施すものと,両者相まって、教団を維持し拡張し、教えの久しく伝わるように
努めなければならない。

それで、教団の人は和合を旨とし、その教団の使命を果たすように
心がけなければならない。僧侶は在家を教え、
在家は教えを受け教えを信じるのであり、したがって両者に和合があり得るのである。

互いに和らぎむつみあって争うことなく、同信の人ともに住む幸せを喜び、
慈しみ交わり、人々の心と一つになるように努めなければならない。

■ここに教団和合の6つの原則がある。
第一に、慈悲のことばを語り
第ニに、慈悲の行いをなし、
第三に、慈悲の意をまもり、
第四に、得たものは互いに分かちあい、
第五に、同じ清らかな戒を保ち、
第六に、互いに正しい見方を持つ。

このうち、正しい見方が中心となって、他の五つを包むのである。

また次に、教団を栄えさせる二種の七原則がある。

1)しばしば相集まって教えを語り合い、
2)上下相和して互いに敬い、
3)教えをあがめ尊んで、みだりにこれをあらためず、
4)長幼相交わるとき礼をもってし、
5)心を守って正直を敬いを旨とし、
6)閑かなところにあって行いを清め、人を先にし、自分を後にして道に従い
7)人びとを愛し、来るものを厚くもてなし、病めるものは大事に看護する。
この七つを守れば教団は衰えない。

次に、
1)清らかな心を守って雑事の多いのを願わず、
2)欲なきを守って貪らず
3)忍辱を守って争わず
4)沈黙を守って言わず
5)教えを守っておごらず
6)一つの教えを守って他の教えに従わず
7)倹約を守って衣食に質素であること。
この七つを守れば教団は衰えない。

<つづく>          再合掌


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