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聖典引用 板

247朝露夜露(代筆・志恩):2012/03/17(土) 13:09:21 ID:.QY5jUA6
《神道と仏教との関係》は、私は専門に勉強してきたわけではないのですが、
私が今まで4年間勉強をしてきた上での個人的な感触でいえば、

神社神道と、寺院仏教という組織と組織の関係と、日本人の心情、文化、信仰としての
神道と仏教は、分けて考えた方が良いと思います。

私は、神道と仏教を、あまり対立軸で考えない方がいいと思います。

確かに、神社と寺という組織としては、対立した時期もあるし、今でも対立軸で両者を考える人は
いるのですが、一般人の間では、どちらも対立するものとは考えられてこなかったというのが、
私の感触です。

日本人の歴史の中で、神道的思想と仏教的思想は、非常に長い期間をかけて習合してきたので、
もはや切っても切れない関係になっていると思います。

今でも,ウサギ小屋となった都会の住宅を除けば、日本人の家庭には、普通に仏壇と神棚があるのは、
日本人が,神も仏も同じように受け入れてきた証拠ではないかと思います。

また、日本の仏教は、「日本仏教」とも言われ、インドで生まれた仏教とも、その後、中国で発展した
仏教とも、朝鮮半島やタイなどの仏教とも違う仏教になっています。
つまり、日本化していると言えると思います。

日本では、長い歴史の中で、神道と仏教は、確かにいろいろな経験をしてきましたが、
対立したのは、
政治的な利害が絡んだ時の、支配階級の氏族同士や、時代によって、時の政権による取り扱いがかわった時の
寺院と神社だと言えるのではないかと思います。

それぞれの時代の政権の座についていた一族により、政治的な思惑や、利害などで仏教と神道が対立したことは、
何回もあったと思いますが、
ごくごく単純化すると以下のような経緯があって、今に至っていると言えるのではないかと思います。

   〜つづく〜


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