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聖典引用 板

242a hope:2012/03/17(土) 09:05:12 ID:kcv2QXTk
人生読本 谷口雅春先生著

第七章 生命の生かし方

生きものと死物(しぶつ)との異い


皆さん、あなたがたは自分を大切にしていらっしゃいますか。
自分を大切にするというのは自分をなるべく働かせないように、
大事に箱の中へ閉じ込めておくことではありません。

木偶人形なら一年中箱の中へ閉じ込めておく方が、汚れないでいつまでも綺麗でいるでしょう。
しかし閉じ込めてジッとさせておく方が、汚れもせず毀(こわ)れもしないのは人形は死んでいるからです。
死んでいるものは、使えば使うほど摩り切れてしまうからです。
どんな丈夫な着物でも、帯でも、足袋でも、毎日使っておれば破れてきます。

しかし生きているものは毎日使っても、毎日物に擦(こす)れても、摩り破れるということはありません。
使えば使うほど、擦れば擦るほど生きているものは丈夫になるのです。

冷水摩擦をして、毎日タオルで皮膚を擦っても、
皮膚が摩り禿(ち)びて使えなくなったということは聞いたことがありますまい。
かえって皮膚をこすれば擦るほど丈夫になり風邪を引かなくなります。

足蹠(あしのうら)の皮膚は、毎日身体ぜんたいの重荷を背負って、
土や、床や、畳や、下駄と摩擦して働いていますので、
人体中の皮膚の中(うち)で足蹠の皮膚は、一等太っているのです。

死んでいるものと、生きているものとの相異は、死んでいるものは働かせば働かすほど細るし、
生きているものは働かせば働かすほど太るということです。

(つづく)


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