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聖典引用 板

235うのはな:2012/03/13(火) 20:01:49 ID:El6gIMAw
234 つづき

 或る日、信者のお嬢さんが山道を渡辺薫美先生と一緒に歩いていたのです。
真理の話をしながら歩いている。先生は、「一切を捨てる、一切を捨てなかったら、
この道は得られない。貴女は一切を捨てることができますか。」とたずねられる。
「ええ、一切を捨てます。」とそのお嬢さんは答える。

二人が今歩いている山道の一方には千仞の崖があったのでありますが、その時、薫美先生は、
「今この崖から下へ跳べ。」とおっしゃったのであります。
こう言われて跳べぬようなことでは一切を捨てていないのです。本当に一切を捨てて師に従うのだったら
「跳べ」と言われると、跳ばなければならない。躊躇しているようなことでは無我ではないのであります。
その二十歳くらいのお嬢さんは助かったのであります。何もこわいことはない、すべてを捨てたとき、安全に
支えてくれているものが発見される。つかまえているのなら力がいるが、放すのだから力はいらぬ、そして
神力、仏力に支えられるのだから、こんな楽なことはないのであります。


『人間そのものの発見とその自覚』 谷口雅春 先生著 P49−50


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