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聖典引用 板

2098a hope:2013/03/14(木) 07:57:35 ID:TqpbsVIM
新版 生活読本 谷口雅春先生著(日本教文社)
第十三章 こうして富をつくりましょう

◆自分で新しいものを造る者は強い

人生は「創造」即ち「物を造り出す働き」と、「享受」即ち、
「造られたものを享(う)けて楽しむ」という二つの要素から成り立っているのであります。
この二つが調和する時に人間は幸福になり、人生は楽しくなるのであります。

所が金持ちというものは、金を出せばなんでも得られるというので、
「創造」即ち物を造る方の働きに力を出すことをしないで、
「享受」即ち享けて楽しむことの方ばかりに力を費やしますから、
そのために人間が惰弱(なまけていくじのないこと)になり、
なまけた弱々しい人になってしまって、遂に大金持の三代目がつぶれてしまうことになったり、
国でも、ローマの大帝国のようなものでもつぶれてしまったりするのであります。

アメリカが強いのは、あの国は新しい国であって、貧しい出稼ぎ人から、
努力して自分の能力をきたえあげた人々が多く集まっている国であるからであります。

これに反して、古くから文明のある国は、大抵親ゆずりの財産や、顔や、
名前で飯を食っているのでありますから、何でも独創的(じぶんのかんがえでものごとをはじめること)に、
自分で力を出してやるという性質が欠けているから、やがてつぶれてしまうのであります。

日本でも古い国でありましたから、自分で新しいものを造るということを忘れて、
皆古い人の真似をすることによって生活をしていましたので、外国文明が、日本に入って来ましてからでも、
外国の真似をするだけで、自分で独創的に考えて、困難を自分の力で押し切っていくことになれていませんでしたから、
強いように見えていても弱くなってしまっていたのであります。
(つづく)


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