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聖典引用 板

199うのはな:2012/02/13(月) 20:58:01 ID:El6gIMAw
198つづき

 「何年か前、俺の病気がよくなった時、お前は、神さんで病気が治るはずはないじゃないか。
それは治る時機が来ていたから治ったのだ、といって笑っていたそうじゃないか。俺が話したって、
あんまりよく分らんだろうから、とにかくこの本を読め」
 と言って。くれた本が、「生長の家」誌の五月号であった。それまで光延さんは、生長の家の名前も
噂も全く知らなかった。しかし最後のドタンバに追い込まれていたので、その雑誌を何十回となく繰り返し読んだのである。
すると何とも言えない悦びと力が湧いて来る。人間は神の子で、死なないいのちである。
無限の力が隠されている....そんな言葉が彼の中の潜在力をぐいぐいと引き出してくれるような気がするのであった。

 こうして日が経つうち、不思議なことに、今までの病気に対する恐怖心がなくなってきた。
と同時に、病気は神の作品ではないから、治るのは当り前だ、という気がして来たのである。
そこでその雑誌の九十六頁に書いてあった所番地の中で、一番近くの大牟田の生長の家の道場に電話してみた。
話を聞きに行くから道順を教えてくれとたのんだ。すると、「明日来るくらいなら、今すぐ来なさい」という
適切な返事が返って来た。これは何事にも大切なことで、思い立ったらすぐやることである。
明日、あさって...と延ばさぬことだ。チャンスは常に、今、ここにあるということを知らねばならない。

 そこで光延さんは、早速教えられた道順を通って大牟田の道場に行き、金沢講師に面会して話をきいた。
すると明後日から練成会が始まるからいらっしゃいとすすめられ、手引書をもらった。
そこで念のため、「練成会を受けたら、助かりますか?」ときいてみたのである。
すると金沢先生はニッコリと笑い、「もうあなたは助かっとるじゃなかね。あんたがここに来られたということは、
神の導きによるのです。だからもう既に救われているのです」と答えられた。
光延さんは家に帰り、この旨を岡さんに伝え、「練成会とは、どういうことをするのか?」と聞いた。
「それはよかった。練成会は、行ったら分る。俺もすぐあとから行くよ」と答えてくれた。

 それまで病気で九ヶ月間風呂にも入れず、毎日おかゆばかり食べていたが、練成会へ行って出される食事は
普通食である。それを食べて、風呂にも入った。すると練成会に行くまでは、一日に五回から十回血の混った軟便を
していたのに、練成会の五日間は、全然便が出なくなった。個人指導をうけた結果、それまで全く妻に感謝しておらず、
怒鳴りつけてばかりいたことを深く反省して、ポロポロと涙を流した。
そして度々便所に行っては心から泣いたのである。すると次々に涙があふれて止まらない、
せい一杯泣きつくしたのである。

 そのうち急に便意をもよおし、何年ぶりかで気持ちのよい固形便が一杯出た。
血も何も混ってはいないのである。こうして八ヶ月というもの、どうしても塞がらなかった手術の傷も
塞がり、以来めきめきと健康度を増した。すると毎日がたのしく嬉しく有難い。
生き甲斐が出て来て、無限の力が湧き上がるのである。こうして今では、光延さん一家は家族中で仲よく
大調和し、明るい日々を送りつつ愛行にもはげんでおられるのである。


 『限りなく生きる』 谷口清超 先生著


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