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聖典引用 板

1851a hope:2012/12/28(金) 07:39:42 ID:E6WSUXC.
新版 生活読本 谷口雅春先生著(日本教文社)
第十一章 心の花園に美しい花を咲かせましょう
◆あるまずしい人の喜び

あるところに貴金属商がありました。
そのショーウィンドウには立派なダイヤモンドや黄金(きん)の指輪や、いろいろの宝の玉がかざってありました。
一人のまずしい人がそのショーウィンドーの前に立って、それを見ていました。
しばらくすると、そのまずしい人は、その店へはいって「どうもたくさんのダイヤモンドを見せていただきましてありがとう」と感謝しました。
店の主人はおどろきました。そして、
「あなたは、どうしてそんな事を感謝するのですか。わたしは一個もあなたにダイヤモンドをさしあげていないのに」といいました。
すると貧乏人はいいました。
「わたしは見るだけでたくさんなのです。どんな金持ちでも、ダイヤモンドは見るだけでしょう。そうすると、
私はダイヤモンドを持っている金持ちと同じことです。
ただ、ちがうのは金持ちは、そのダイヤモンドをぬすまれないように心配しなければならぬのですが、私はただ見て楽しむだけで、
ぬすまれないように心配する必要はありません」といいました。

人が持っていても、それをうらやまず喜べたら、金持ちでなくとも、自分はいつでも楽しいのです。

つねに喜んでいる者には、なんとなく喜びの空気みたいなのもが、その人の身体(からだ)から出るものなのです。
その人の身体からでるなんとなき喜びの感じは、人をよろこばせて、その人になんとなくしたしみを感じさせるのであります。
そういう人は、人から人気があって、人をひきつけ、人の頭(かしら)となり、たくさんの崇拝者(うらやむひと)ができて、
えらいものになれるのです。
(つづく)


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