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聖典引用 板
1817
:
ハマナス
:2012/12/17(月) 00:30:03 ID:x2zmnlqw
神の子のみなさま
こんばんは。今日から、第十二章に入ります。
第十二章 若さと元気はどこからくるか
「宇宙的な自己」への目覚め (『新版 生活の智慧365章』P.315)
誰でも人生のある段階に達したとき、人間が単なる物質ではなく、物質以上のもの、肉体
以上のものが自分に宿っており、それに生かされているのであることを悟る瞬間が一度や
二度は必ずあるものなのである。それは何か非常な危険に晒されて、迚(とて)も自分の力
ではその危難から救われる筈がないと思われる瞬間に、何か不思議な力によってその危難から
免れ得たようなとき、または既に医師も家族も、自分も、絶望だと信じ切っていたような瞬間
に、ふと気がついてみたら生きている自分を発見したようなとき、此処に生きている生命
(いのち)は自分の生命ではなく、一層偉大なるものに生かされていると云う自覚が得られる
のである。
そんな体験をある人は軽く見逃してしまって記憶にとどめないで忘れてしまうが、或る人
にはそれが深い感銘を与えて「人間」を見る眼が一変してしまう。小さな「個」の存在から、
偉大なる「宇宙的な自己」へと目覚める――それが新生である。本当の新生は決して、寄る
年波をかぞえる暦の上での新年を迎えることではないのである。
感謝合掌
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