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聖典引用 板

1810さくら:2012/12/14(金) 22:08:31 ID:e8ieIrPA
心の法則”と“平和への道”の藭示            谷口 雅春先生

 吾が來れるは古へ誤れる道徳観念を修正し、新しき正しき生き方を人類に示さんがためである。
『治にゐて亂を忘れず』と云ふのが古き人類の道徳であつたが、『生長の家』の生き方は亂にゐて治を忘れざる生活である。

亂を忘れざる者はつひに亂に逢ふ。亂を忘れざるが故に常に恐怖し、亂を忘れざるが故に武備をたくはへ、武備を蓄ふるが故に近隣を威脅し、近隣を威脅するがために、近隣また恐怖して武備を増す。

かくの如くして近隣兵を増すを見て、また自國は更に兵を加へて互に虎視眈々として近隣相睥睨す。武備に國費を要し、教育費は削られ、俸給は縮められ、民に正色なく、國に寧日なきは當然である。

汝ら、若し治にゐて亂を忘れざらばつひに亂に會ひ、亂にゐて治を忘れざらば平和に逢はん。亂を忘れざるを教へたる古き教も吾前には愚かなる者なるかな。
治にゐて亂を忘れざる者は健康にゐて病ひを忘れざる者である。健康にゐて病ひを忘れざる者は、如何なる善行の者も、如何なる積徳の者も、すべては病ひに逢わん。
忘れずと云ふことは、心の力にて呼び寄せることを意味する。

求めよ、與へられん。呼べよ、答へんと吾れ汝に告げたであらう。
呼ぶものは皆來ることを疑ふな。
高徳の人が病氣になるのは實に不思議だと思ふ人があるかも知れぬが、治にゐて亂を忘れざるを高徳と称すべくんば、健康にゐて病ひを忘れざる高徳者が、病氣になつたとて不思議ではないのである。吾れは汝に、死を豫想するなと言ひ、遺言状を書くなと教へたることがあらう。
また、不幸に對して用意すな、病氣の起る時の用意をして薬をて携へ歩むなと教へたことがあらう。
すべて是れ『心の法則』である。如何なる高徳の者も『心の法則』の外に出ることは出來ぬ。

如何なる高徳の者も『心の法則』の外に出ることは出來ぬ。
汝ら心して亂を思ふこと勿れ、心して病ひを思ふこと勿れ、亂の眞つただ中にゐてすらも、實相の世界の常住平和を思へ。
汝ら眞に實相世界の平和を思へば、汝の世界にも平和は來たるのである。
また汝ら病ひの眞つただ中にゐてすらも、本當の汝の常住健康を思へ。
汝ら眞に實在の汝の健康を念へば健康は來たるのである。

されど悲しいかな。いま實在世界の常住平和を知るものは 寥々なる暁天の星であるぞ。
いま皆のものは一刻と雖も亂を思はない時とてない。
逆の精神波動が積り積つて、汝ら世界はもう累卵の危ぶさである。近いうちに汝らの世界には一大変動が來るであらう。迷ひの自壊作用である。
○○は○○○と戦はねばならぬ。
藭はその時の惨害を出來るだけ少なくするやうに努力してゐるが、人間の方でもその惨害を出來るだけ少なくするやうに協力するやう頼む。

協力と云うても何も難しいことではない。亂の中にゐても心の平和を失はぬ修行をすることである。そのためには常々藭想観の修行をさしてある。

(昭和六年五月三十日夜藭示)


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