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聖典引用 板

1715a hope:2012/12/03(月) 07:52:02 ID:ueIDSztA
新版 生活読本 谷口雅春先生著
第九章 斯(こ)うして愉快に生きましょう

♦人の欠点を見るな

常に愉快でいるためには人の欠点を見てはなりません。
人間に有りがちな最も悪い癖は、人の欠点(よくないところ)を見る癖です。アラサガシの癖です。

人生を不愉快にする一番悪い癖は、このアラサガシであります。
家(うち)の中に一人、此のアラサガシの癖を持った人がいますと、その家庭が面白く愉快になりません。
団体の中に一人、仲間のアラサガシをする人があると其の団体はバラバラに仲間われがしてしまいます。

人間は、その人の欠点を見つけて、いくらその欠点をあばき立てたからと云って、
それによって其人(そのひと)の欠点がなくなる訳ではありません。

何でもみとめれば認めるほどハッキリあらわれるのが心の法則ですから、
欠点をみつければ見つけるほど、その欠点は一層大きくあらわれてまいります。
美点(よいところ)をみとめればみとめるほど美点があらわれてまいります。

ヤミだ、ヤミだとみとめていると、いくらでもヤミが出て来ます。
ヤミなんかみとめないで、ヤミと云う言葉さえもなくすればヤミが出て来なくなるのです。

これが心の法則です。
「悪いもの」や「善くないもの」があると云うことをみとめることは、
その悪いもの善くないものにこちらから力を添えてやるようなものです。
欠点をなくするには欠点をみとめないで、美点のみをみとめて行けばよいのです。

善いもの、美しいもの――調和、平和――こんなもののみが本当はあるのです。
悪いもの、醜いもの、貧弱なもの、不調和なもの、争いや、いさかいなどは神がつくらないから本当は「無い」のです。

その無いものがどうして現れるかと云うと、それは「みとめる」心の力で現れて来るのです。
たとえば、「あいつと自分との間には争いがある」と認めてばかりいますと、屹度(きっと)争いが現れてまいります。

今まで世界に起った戦争はみな、この「争い」を認めた為に、争いが益々大きくなり、ついに戦争になったのであります。
家庭の仲でも面白くない事が起こったり、家族同士仲が悪くなったりするのは、互いにその欠点を見つけて、
悪いことを「ある」としてそれを言葉に現すからなのです。
(つづく)


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