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聖典引用 板

1689うのはな:2012/11/28(水) 23:32:09 ID:shBPIho6


1688つづき

「しかし姑さんに“あんたが殴ったのでこうなった”というような、姑のことを口実にして自分の『言うことをききたくない心』を弁解する気持ではこの耳の病気は治らないですよ」
野沢夫人の話すところによりますと、夫人の耳がきこえなくなって姑の言うことに返事をしなくなりますと姑は野沢夫人に、「お前そんな聞えないような事ではもう家庭におっても仕方ないから
実家へ帰って養生せよ」というので追放されて実家へ帰っているのだということでした。
それだから夫人は実家の方から誌友会へやって来ておられたのでした。

 私は更に耳の病気の原因について説明を続けました。
「あんたの其の殴られん方の鼓膜の破れない耳も聞えなくなったのは、それは何も鼓膜の結果じゃないんじゃないの?
人間と言うものは鼓膜で聴くんじゃないんだよ。心できくんだ。鼓膜なんか無い方が、音が素直に中まではいるんです。
鼓膜なんて、何も拡声器になってやしないんだよ。それだから、耳の聞え難い人が、補聴器を使う場合に、耳につける補聴器もあるけれども、
歯で咬んで聴く補聴器もある。口の中からも鼻の中からでもきける。

 あーんと口を開けておってでもきこえるんですよ。鼓膜は無かった方が余計きこえるのですよ。
鼓膜は中耳へホコリが入らないための襖に過ぎない。その証拠に、あんたラジオ・セットにスイッチを入れておいて、
襖を閉めて襖のこっちからきいてご覧なさい。襖を閉めてある方がきこえ難いから。

そして襖を開けた方がよくきこえる。だから、鼓膜が破れたから聞えないというのは、あんたが姑さんに因縁つけているというもんです。
“姑が殴りやがったからこんなにきこえなくなったんだ、姑の乱暴のおかげじゃ”というのでその姑を憎んでいるから、それできこえないのですよ。
誰からか害を受けて、そうして相手をゆるさないで、相手を咎める気持でおったら、その害された状態は、“相手が悪い。私に害を加えた”という“証拠物件”として、
その被害状態を湮滅してはならないと潜在意識がはたらいて、その被害状態を治さないのですよ。あなたは“耳がきこえなくなった”という“証拠物件”を何時迄も保存しておきたいのですよ。
すると、その証拠物件たる難聴が治らないんですよ。治るためには姑をゆるしなさい。姑を許したらもう難聴という証拠物件が要らなくなるから難聴が治るのですよ」
こう言って姑さんをゆるす神想観を二人でしました。

 それから一週間程しましたら、その難聴が治ってよくきこえるようになったのであります。
さて、難聴が治りますと、「治ったのなら、お前嫁入り先へ帰って来い」ということになりまして夫の許へ
帰りましたが、帰りましたら又その姑さんのそばへ寄ると又時々聞えんようになる。
そうして外へ出るとよくきこえる。そういう過渡時代もありましたけれども、よくよく反省して心を改めて「何でも
姑の言うことをききましょう」という気になりましたら、よくきこえるようになったということを、その後、報告されて来たのであります。
その話の後日談でありますが、実は、野沢さんの奥さんは、姑さんと仲が悪い時分に妊娠していたのであります。
そうして「この家を出ようか出まいか」と思っていた時代なんです。その時分にいよいよ出産という時になると、産気づいて二昼夜たっても、
どうも子供が出ないのです。大変な難産でした。それで医者が来て鉗子でつかんで引っぱり出した。
それでやっと産まれたのであります。どうしてそういう難産になったかと言うと「この姑のいる家を出ようか出まいか、出ようか出まいか...]
母体が思い悩んでおるそれがちゃんと肉体に具象化して現われたのです


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