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聖典引用 板

1657うのはな:2012/11/22(木) 10:53:18 ID:eorGcccE

当時生長の家本部の理事の一人であった徳久克己博士は、産婦人科の博士で、
満州の興安病院の副院長をしておられた。あの人が儲かる産婦人科の仕事をかなぐり捨てて、
宗教へ飛び込んで来られた心境の変化は、御自身の著書『よろこびの発見』にくわしく出ています。

 この本は「科学者が何故宗教を信ずるか」の参考になってよい本です。
この徳久博士が、満州に居られた時分にお書きになった本に『夫と妻との間』と云う本がありますが、
あの本を読んでみると、「原因不明で子供が産まれない時には産婦人科の医者ではこれを“子宮の発育不全”
という名前をつけるのが習慣になっている」と書かれている。

 実際、腹をたち割って子宮の発育が不全かどうかみないのですから、本当は分からないのです。
だけれども、そういう風に唱える習慣になっていると云うのであります。
 あの徳久博士が僕が初めて満州に講習会に行きました時に、結婚して七年間子供が産まれなかった。
その時、ちょうど生長の家の講習会がありましたので、講習後、私の宿に尋ねて来られて、「先生、私は結婚
して七年になりますが、子供がうまれないんですが、どうしたら子供が産まれますか教えて下さい」と言われた。

「君、産婦人科のお医者さんで、それが専門じゃないか。こちらはそんな、どうしたら子供を妊娠するか知らんよ。
然し心の持ち方なら教えてあげる」と云うことを言ったものです。そしたらその翌年、また満州へ行きましたら、また
夫婦づれでやって来られて、奥さんが妊娠してもう七か月にもなっていられました。

「先生の教えをきく迄はどうしても妊娠しなかったけれど、先生が来られたら一遍に妊娠しましたから、それでこの子供は
先生にこしらえて貰ったようなものですから、名前をつけて下さい」とたのまれた。
 その子供が生まれるための心の持ち方と云うのは、結局、夫婦が互いに霊魂に於いて一体だと云うことを知り、互いに相手を快楽の
道具などにせず、一体の悦びを味わうために夫婦生活をすると云うことなんです。
「ともかく、満州と内地とでは名前をつけるのも大変だから、名前を郵便で届ける間に戸籍登録の期間に遅れてしまうといかんから、まあ
自分でつけ給え」と私は言った。

 その産まれた子供が、徳久日出一君であります。その子が父の徳久博士に似ていない。
お父さんの色の黒い、その頃は痩せて細長い顔をしていられた。その産まれた子供がお父さんにちいっとも似ていない。
何に似ているかと云うと、私がその時「万徳円満」と書いてあげた掛軸があるのです。
その掛軸を胎教の為に毎日見つめておられたので、その「円満」の“円”という字がまんまるく行書で書いてあった、それを
一所懸命みつめておられたら、その行書の“円”と云う字の通りの丸顔の可愛い顔をして生まれたのであります。
今でも丸顔の可愛い顔をしているのです。こう云う様に、胎教というものは素晴らしく効果があるのであります。

 何しろ、人間の卵は鶏の卵みたいに大きくはないのです。直径百二十五分の一吋と云うから、虫眼鏡で見んならん程に小さい。
その一個の卵子が二個に分裂し、二個が四個に分裂し、四個が八個に分裂し、八個が十六個になり、十六個が三十二個になり、三十二個が六十四個になり、
ずうっと分裂して増えて行って、生まれるときには八百匁とかになる。増えるだけでは駄目であります。
単に細胞が増殖しただけではブドウ状鬼胎になる。そこに魂が宿るのです。

つづく


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