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聖典引用 板
162
:
ももんが
:2012/02/05(日) 20:56:45 ID:XXCuaQns
安谷老師の『無門関』第5即より
〜さて、谷口雅春氏の『無門関解釈』六四ページには、次のとおりに、書いてある。
《『口に樹枝を噛み、手に枝をよぢず、脚、樹を踏まず、樹下にあつて西来意を問はん……』と云うのが、何故に進退両難であるか。手が枝に触れなかつたら、みづから能動的に手を動かして枝にを握れば好いではないか。枝を握つて口を離して、さてそれから祖師西来意に就て応答すれば好い。何処にも事実上進退両難はないのである。進退両難の原因は『手に枝をよぢず』と自分自身の本有の自由自在の力を限ってしまつたところにある。云云』》
実に面白い解釈である。ちょうど数学の問題で、題意を勝手に変更してしまって、その変更した題意に適合した答えをだしたようなものだから、面白いというのだ。
『手に枝をよぢず、脚、樹を踏まず』という漢文は、『手に枝をよじては相成らん。足にも樹を踏んでも相成らん。』ということを約束しているのであって、自己暗示や、空想上の弄戯ではない。この約束のもとで、立派に西来意に答えることのできる事実を発見させるのが、この公案の要点である。
この要点を逃してしまて、『香厳真の杜撰、悪毒尽限なし』という、無門の評語そのまま正直に受け取っておられるところなどは、谷口氏のお人柄の好いところではあるまいか。〜
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