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聖典引用 板
1594
:
うのはな
:2012/11/09(金) 18:59:57 ID:0OK1Hwak
ブラックソンさんの夢の中に谷口雅春先生があらわれて、「すぐガーナを去ってロンドンに行きなさい」
と言われた。ブラックソンさんはすぐにそれに従った。当時ガーナでは政変があったのである。
クーデターで、アチャンボン大統領が暗殺されたのは、彼がロンドンに行った数日後のことであった。
ブラックソンさんはこの大統領と親友であったから、もしブラックソンさんがもう数日ガーナにいたら大変な
ことが起ったと思われる。一九八五年(昭和六十年)、私がヨーロッパに行ったときロンドンで私はブッラクソンさんに会った。
彼はベサニー教会という名のキリスト教会を主宰していた。午前十時ごろ訪問したその教会には信徒がいっぱいだった。
ブラックソンさんは私に言った。
「この教会はロンドンで一番活動的な教会としてBBC放送がテレビで放映してくれました。ロンドンにはアフリカから来た多くの人が
おります。こういう人々はたくさん問題をかかえています。しかし個人指導によって解決されない問題はありません。奇蹟が起るのです。
谷口雅春先生は今でも私に現れます。そして真理を啓示してくれます....」
演壇にはアフリカの民族衣装を着た、美しい純子さんが微笑んでおられた。ブラックソンさんと純子さんの間の中学生の男の子もそこにいた。
ブラックソンさんは私に言った。「すべては神様と谷口雅春先生のおかげです。私は何ヶ月かアフリカをまわり、残りはロンドンです。渋谷先生、
どうか私たちのために祈って下さい。私も生長の家の発展のため祈っております」
このブラックソンさんの訪日は、多くの生長の家の信徒さんたちを元気づけた。
何よりも谷口雅春先生が、肉体は日本におられても霊としてアフリカにおいて、“人間神の子”の真理を説かれたことは、世界の宗教史上特筆されるべき奇蹟である。
「人間は肉体にあらず霊なり」という真理を先生は示されたのである。
私自身はといえば、ブラックソンさんの講演の通訳を通して、人間は肉体ではない、という真理を目のあたりにしたのである。
『光の国から』 渋谷晴雄 先生著
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