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聖典引用 板

1584復興G:2012/11/07(水) 19:27:09 ID:vWpLkCzM

<第8回 WEB誌友会用テキスト>
 『生命の實相』 第2巻「實相篇下」より (16)
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 われわれは飢饉にでもあい絶食せねばならぬようになって一、二週間も断食しますと、身体の衰弱がはなはだしく健康に非常に有害でありますが、健康法の一種として一、二週間断食しますと非常に身体の健康状態が改善するのであります。
 これはなぜであるかと考えてみますと、飢饉のさいには「食べなければ衰弱する」と思いながらも食物がないからやむをえず絶食しているのでその信念のとおり衰弱するのであります。
 が、断食療法のさいには「断食していれば健康になる」と信じて断食をしますからその信念のとおり健康になるのであります。同じ「断食」でもこのとおりで、信念の差異によって健康法ともなれば衰弱法ともなるのであります。

 薬をやめるのもそれと同じで真理を知って薬をやめますと、先刻申しましたように三重の利益が伴い、かえって病気が全快するのであります。
 が、これとは異って、真理を知らないでぜひとも薬がなければ助からぬように思いながら、経済的理由などでやむをえず薬を止めますと、その人の心は今までただひたすら薬にすがりついていたのが、急にすがりつく対象物がなくなり、失望落胆して病気が急に悪くなる事が世間には時々あるのであります。
 これは何も、薬をやめたことが病気を悪くしたのではない、患者自身の心が「薬をやめたら病気が悪くなる」と強く強く信じている――その信念の力によって病気が悪くなったのであります。
 だからそんなまちがった信念を放下してしまって自発的に薬をやめるならば、薬をやめたために病が悪くなるという恐れは断じてない。それはわたしが請け合っておく。
 わたしが請けあうので頼りなければ医学博士でも請け合ってくれる――すなわち『小酒井不木全集』第五巻四十九ページにも「長い間持続した薬剤を廃するときはかえって健康を増進するのである」と明瞭に断言してあるのであります。

 『明るい家』という雑誌の昭和六年一月号にも「医学の正道は?」と題して湯本医院の大塚敬節氏が、昼食後の医院の楽屋ばなしを書いていられるのであります。
 これは医者自身の漫談なので実際薬剤というものが、現代医学においていかなる立場にあるかを示していて、薬迷信におちいっている病人に反省を与えるのに有益だと思われますので、次にその一節を抜粋することにします。
     ○
 医学士A「学校を出た当時は勉めて、新しい薬をいろいろと使ってみたものだったが、それがすべてむだであったことがこの頃わかって来た。」

 医学士B「それは君が大家に近づきつつあるたのもしき現象だ。結核患者を初期から末期まで重曹一方で押し通すだけの胆力がなければ大家とはいえない、といった博士がある。これも一面の真理だといえよう。」

 医学士C「薬剤で病気が治るように思うのはすでに迷信だ。しかし迷信を必要とする哀れな民衆が存在するかぎりは薬剤はやはり必要だ。マルキシストがいくら宗教はアヘンなりといって宗教撲滅のために努力しようとも、アヘンを欲求する民衆がこの地上に溢れている現代においては、宗教はそうたやすく滅びはしない。」

 医学士D「それらの言葉は西洋医学へのおそろしき爆弾であるかもしれない。西洋医学は民衆のアヘンなり、と僕は叫ぶことができる……屍体(したい)から得た解剖学の知識を生活体に応用するところに西洋医学の根本的の誤謬(ごびゅう)がある。屍体と生活体とが等しきものなりとの証明ができうる日まで西洋医学もまた想像の医学にすぎぬ。」
     ○
<つづく>


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