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聖典引用 板

1576復興G:2012/11/07(水) 19:22:05 ID:vWpLkCzM

<第8回 WEB誌友会用テキスト>
 『生命の實相』 第2巻「實相篇下」より (8)
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    無毒物が精禎力で毒曲をあらわす(p.19)

 それはフランス科学界の耆宿(きしゅく)大天文学者にして同時に心霊学者として有名なフラマリオン博士の大著『未知の世界』のうちにあるものです。

 「ある年若い婦人が、除虫粉を服用して自殺をはかりました。そして床につくとそのまま絶命してしまったのでした。死因をたしかめるために死体が解剖されましたが、胃袋に見出された除虫粉を分析してみましても、いっこう人体には無害な物質であることが発見されたのであります。この婦人は、自分は毒薬をのんだという信念によって、そのとおりになって死んだのであります。
 また薬でなくとも他の物質でもそれが触れれば死ぬと信じますとその信念で人間は死ぬものです。このフラマリオン博士の友人の父で内臓外科を担任している医師が、ある日胆石症患者の手術を行なうことになりましたが、切開すべき場所の皮膚をアルコールで冷え冷えと拭きますと、まだメスをあてないうちに、患者はアルコールの冷たさでメスが当たったと誤信し、その恐怖の念のために絶息してしまったのであります。」
 また同博士の著書のなかには次のような実例もあげられています。
 「ある時死刑囚を実験につかいました。まず其の男に目隠しをしまして身体を厳重に椅子に縛りつけ、さて『これからなんじの頸部から一滴ずつ血液をしたたらしてじょじょになんじの全身の血を搾り取ってしまうぞ』と宣告しました。こういう宣告をして恐怖の暗示を与えた後、実験者は囚人の頸部に針のさきをもって微細な傷をつけ、あたかも局所から血がしたたっているかのように、彼の頸部に水を伝わらせて、床の上に一滴ずつ音を立てて落ちるような仕掛けをしておいたのであります。六分間ほど経過して『サアおまえは全身の血液の三分の二を失ってしまった』と暗示しますと、死刑囚はそれを信じて恐怖のあまり絶命してしまったのであります。」
  (フラマリオン著『未知の世界』)

 また次のような事実は英国のある大学に起こった事件であります。

 「その大学の門衛は非常に学生たちから憎まれていたのであります。ある日、いたずら盛りの若い学生連が彼をとらえて一室に監禁し、模擬裁判だといって、学生たちは彼を被告にし、かわるがわる立って彼の罪状を指摘し、ついに彼に死刑の宣告をくだしました。そして彼らは室の中央に材木を並べ、ピカピカ研ぎすました斧(おの)を持ち出し、彼に三分間の猶予を与えて彼に懺悔をさせ、天国へゆく用意をさせました。いよいよ三分間を経過しますと、学生らは恐れおののいている門衛に目隠しをして、むりやりにひざまずかせて材木の上へ頭を乗せさせ、それから一人の学生が背後へ廻って、あたかもその研ぎすました斧を打つかのごとく、冷水の濡手拭(ぬれてぬぐい)でふいに彼の頸部(けいぶ)を打ったものです。その刹那(せつな)門衛はビクリとしたようでした。一同はドッと大笑いをして、『もう許してやるから立て』と命じましたが、もう門衛はグッタリとして身動きもしませんでした。
 学生たちはふしぎに思って近よってあらためてみましたが、門衛はもうほんとうに死んでいるのです。彼は頸(くび)を濡手拭で打たれた刹那テッキリ斧で頸を切られて自分は死ぬであろうと信じてしまったものだから、その信念によって死んでしまったのであります。」
  (フラマリオン博士『未知の世界』)
<つづく>


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