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聖典引用 板

157うのはな:2012/02/01(水) 21:29:37 ID:El6gIMAw
本当のお陰は“魂の宝”を獲ることである。 (昭和36・12・17)

    谷口先生の真実のお心は 伊藤用蔵

 本日の実相研鑽会は、地方講師としてみ教えをお取次ぎさしていただくわれわれ弟子としまして
“こういうことが必要ではないか”と信ずることを申上げて、互いに魂を研くことにしたいと思います。
 私は谷口先生の現象面の弟子だけでなく、永遠の弟子にならなきゃいけない、と考えております。
かつて私は日本山妙法寺の僧侶と一晩語り明かしたことがあります。
 その動機は、その坊さんが黒革表紙の『生命の實相』の表紙がボロボロになったのを、机の上に正しく置いておられたので、
訊ねたのであります。

「あなたは『生命の實相』をお読みですか」するとお坊さんの言われるのに「私は谷口先生を非常に尊敬しているんです。それで
『生命の實相』を全部持っております。....始終もって歩くものですから、こんなボロボロになりました」というわけでした。
いろいろ話してみますと、そのお坊さんは終戦前、満州から蒙古、パキスタン、インド、タイ...をずっと廻られたが、いつも『生命の實相』を
背負って歩かれた。そして聖典を通して谷口先生を非常に尊敬しているというお話に、“わが意を得たり”と語り明したわけであります。

 そのお坊さんが戦時中、南京、上海で、軍部の横暴に対して大胆に自分の意見(み教えに基ずく)を発表したために、少壮軍人から非常な怒りをうけ、
「貴様は非国民だ、座れ。斬ってしまう」と座らされたことが、二度や三度ではなかったそうです。
そのとき、谷口先生に教えられた神想観の型通りに端然と座ると、夜叉のように怒った少壮軍人でも、振り上げた刀を掉り下されなかった、と申されました。
そして竜の口の日蓮上人の法難が事前に防がれた話も本当だとしみじみ悟らせていただいたという話に、私も、“なかなか気骨のあるお坊さんだ”と思って
「谷口先生は、谷口先生は....」と話しておりました。

 話のなかば頃にお坊さんが言われました。
「伊藤さん、あんたは谷口先生、谷口先生と言われるけれども、谷口先生の真実のお心はまだわかっていませんよ」
しかし私は、他宗の坊さんはそう言われるかもしらんが、「わしは直弟子だ、谷口先生のお心はよく分かっている」と
思っていたのです。が、つづいて坊さんが「谷口先生のお心を本当にわかる人は、世界に三人とないですよ」と
言われるに及んでビックリして、“これでは私が解ってるなんてとんでもないことだ”と今度は少し折れまして、
「それでは、谷口先生のお心を解るようになるには、どうしたらよいですか」と訊いたところ、「おそば近く仕えなさい。
.....先生の雰囲気にふれることも非常に良いことです。しかし皆がみな、谷口先生に仕えるわけにいかないでしょう」といって、
ボロボロになったの『生命の實相』をうやうやしく取り上げて、「伊藤さん、これが谷口先生ですよ」と言われました。

 私も、なるほど、いのちがけで修行した人はやはり違うなとつくづく感じいって、宗教、信仰の話に夜を明したしだいでした。

『實相研鑽・3』  谷口雅春 先生監輯


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