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聖典引用 板

1565a hope:2012/11/06(火) 07:55:56 ID:8tjYhMb6
新版 生活読本 谷口雅春先生著


第六章 希望の夢を描きましょう
♦自分の運命は自分で造る


吾々は自分でわれわれの前途(これから)の運命をつくるのです。
運命と云うのは運がよくてまわってくる天からの命令と云うものではなくて、
われわれの心でどうにでもなるものなのです。
われわれの心で常に思っているとおりに世界は運転してくるのです。

世界の運転のしようを自分の思いどおりにしているのが人間なのです。
だから人間は運命の主人公であって、人間は運命の奴隷ではありません。
奴隷には自由はありませんが、主人公には自由があるのです。

自由と云うのはなんでありましょうか。
自由と云うものは外から自分のやることを邪魔しているものを取りのぞいてもらうことも自由であります。
それは自動車が走るのに邪魔になる石塊(いしころ)や溝を取除いて貰うようなものです。

しかしそれだけでは本当の自由はないのであります。
本当の自由は、どんな石塊があっても、どんな溝があっても、それを自由に避けて通れるような、
中からの舵取(かじとり)が自由に出来る事でなければならないのです。

吾々は、こうありたいと思うように自分の心を、自分の言葉を、舵取することによってのみ、
自動車がどんな石塊道でも、山道でも、自由に走れるのと同じように、
どんな難しい世の中でも自由に楽しく愉快に生きることが出来るのです。

吾々は何よりも、自分の心を自由に楽しく愉快に明るくする自由を得なければなりません。
これこそ「中」からの自由であって「外」にどんな石塊や溝があっても自由に楽しく走れる自動車のようなものです。
(つづく)


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