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聖典引用 板
1553
:
SAKURA
:2012/11/03(土) 18:07:37 ID:jH5uEFzM
トキ様へ
観覧者の皆様 へ
こんばんは…… ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。
昨日投稿しましたが、以前『ボランティアについて』と『浮浪者について』ですが…?
偶然…本を開きますと「谷口雅春先生の著書」ですが…素晴らしい解説です。
■■『生命の実相…』 第37巻 から “ 抜粋投稿 ” です。
============================================
「人間の親切にも物施と法施とがある。物を与えることも時には必要であるが、あまり物
のみを与えすぎるとかえって依頼心を起させ、貰うことが権利のような感恩の無い状態
にまで相手の心を荒ませることがある。」
物を与えるならば、心もちを添えて贈らなければならぬ。紙に包み、水引を掛けるのは
心持ちを添える方法の一つである。人間は心もちによって生かされているのである。機械的
な「与え」の前には感恩の心は起こるものではない。与える側からいうならば、物を贈るの
に相手に感恩の心を起こさせようと思ってするのは不純ではあるが、相手の心を依頼心に
満ちたり、忘恩的な荒んだ心にまでならなせないためには機械的な与え方をしてはならない。
勤務時間以上に働きをサ−ビスする社員に、上役が感謝して夜食をおごったりしてくれ
る場合には、いかにも上役の好意が身に沁みて感謝されるが、規則によって夜勤手当とい
うものを定めて、一定時間の夜勤をする者には一定の夜勤料を支払うことに機械的に定め
てしまうならば、もう誰も夜勤料をありがたく思わなくなるものである。それどころか、
時としては夜勤料が少ないといって零すようにさえなりがちである。与える悦びがなくな
って、奪い足りないという不平に代わるのである。生活に困っている失業者に仕事を紹
介してやったら、その当座は命を救けてもらったように感謝するが、毎月月給を貰うと
いうことが機械的に度重なってくるならば、もうぼつぼつ月給の不足を零しがちである。
つづく
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