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聖典引用 板

1521うのはな:2012/10/29(月) 14:19:05 ID:t6MuUMSM

    実相十全の恵みを見よ 『生命の實相』第6巻 P113〜

「実相」において本当に与えられている神の恵みーー「実相」において本当はすでに受けているわがあらゆる善き物ー
を認めえないで、現象界にあらわれた個々の出来事に感謝しているのでは、蟻を探し出して、象を見のがしているのと同じであります。
それは神様から見れば見当違いの感謝であります。

 神様は「お前にはもっとよいものが与えてあるのに、それには感謝しないで、人間はつまらないことに感謝するものだな」とおっしゃいましょう。
また実際それほどありがたいとも感じないのに、神様は讃美や感謝の言葉でおだて上げれば、いっそうよき恵みを与え給うであろうと思って、讃美歌を
歌ったり、感謝の祈りを捧げている人もあるようですが、何もかも知っていられる神様の目から見たら、人間の心情が見え透いて、
「偽善もいい加減にせよ」とおっしゃるでありましょう。

 そうしますと、われわれは真に神から歓ばれる感謝を捧げるには、どうしても神がすでにわれわれに与え給うている十全の実相を明らかに見て、それに対して
ありがたさを感じなければならないのであります。そうでない感謝は見当違いの感謝になるか、偽善者の感謝になるのであります。
 すでに与えられている「実相」の十全の善さを知ることができない場合に、われらはただ「神想観」をつとめ修して、実相の十全の善さを観ずるようにつとめることが
必要なのであります。

  谷口雅春 先生著


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