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聖典引用 板

1485「訊け」管理人:2012/10/24(水) 15:24:26 ID:???


『希望実現の鍵』82頁より謹写――


 宗教を信じ、神を信じ、神に祈り求めていながらその祈りを成就することができない場合に注意しなければならないのは、人を赦していない場合が多いのであります。祈りがきかれないのは実は自分が神の霊波と波長の合わない心をおこしているからである。キリストは主の祈りに於いて「吾々が人の負債を赦すかの如く、吾が負債をも赦し給へ」と祈れと教えているのであります。もし吾々が人のあやまちを赦さず憎む心をもちつづけているならば、吾々の祈りがきかれないのも無理はないのであります。その実例は日本にも沢山あります。飛田給の生長の家道場に来て練成を受けた青年がこういう体験談を発表せられたことがあります。
 彼はエディポス・コンプレックスに陥って父を激しく憎んでいたすると父は妾を一時に3人もこしらえているので益々憎んでいました。飛田給の練成会に来て、父が他に愛情を求めるのは自分が父を愛しないからで、父を憎む心をすてる様に教えられた。そして私は父を絶対憎むまいと決心した。心では赦す気持ちになっていたのである。ところがどうしても父の前へでるとぴったりしないし、又どうしても父を尊敬する深い愛情が湧いて来ない。従って父の妾狂いは止まらないのである。そこで再び飛田給の練成会へ来た時に練成担当の徳久克己博士に、「どうしたら父と調和できるであろうか」ときいてみた。すると、徳久さんは、
 「それは君父を赦さなければいかん」といはれた。
 「赦しているんですが」
 「赦している積もりでも潜在意識の底では赦していないんだよ。もっと深く赦すことだ、潜在意識の底から赦すことだ。そのためには祈りの部屋へ行って私はあなたを赦しました。あなたも私を赦しました。あなたと私とは神に於いて一体でございます。あなたも私を愛しております。あなたと私とは神に於いて一体でございます。私はあなたに感謝しております。あなたも私に感謝しております。お父さんありがとうございます。お父さんありがとうございます。とこう心の底深く念じて神想観をやんなさい」と教えられた。

 この青年が練成を終えて帰郷した時、その長い間不調和であった父が、息子である其の青年を、上座の床の間に坐らせて、自分は下座に坐って、父は両手を畳の上について低頭して「いままで、わしが悪かった。心得違いをしてすまなかった」といって涙を流して真実溢れて息子に詫びるのでした。青年も「お父さん僕が悪いのです。赦して下さい。」といって、こみあげてくる涙と共におわびをしたというのである。それ以来同君の家庭は天国浄土のような温かい春風駘蕩の家庭になって、いつとなく3人の妾も解消したというのであります。


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