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聖典引用 板

1473a hope:2012/10/22(月) 07:49:07 ID:8tjYhMb6

新版 生活読本 谷口雅春先生著

第五章 腹立つ思いを捨てましょう
♦腹立つ事を止めると胸が丈夫になる


一八七九年、ハーバード大学のゲーツ教授は、或る患者の呼吸から出てくる沈殿物(したにたまるもの)について研究した実験録を発表しました。

その報告によりますと、患者にゴム管をくわえさせ、ゴムの管(くだ)を通して、
或る薬品(ある元素の沃化物〈ヨードとほかのものとのかこいしたもの〉)の液体の中に導き入れます。
そのゴム管は氷をもって冷やして、息の中の瓦斯体が凍って液体となり、薬の水の中へ入れるようにしてあるのであります。

患者の心が静かで気持の好いときには、いくら時間がたってもその薬の液体には何の変化もありません。
ところが、患者が急に怒りはじめたとき、五分間ほどしましたら、その薬の液体の中に褐色の沈殿物が出来たと云うのであります。

この褐色のおりをとって人間や動物に注射しますと、その人間や動物が、怒ったように、興奮したようになったと云うことです。
すなわち、怒ると云うことは、そういう毒素を身体から製造し、息の中からまでも、その毒素がでていると云うことをあらわしております。
その毒気が息から出るとしますと、毒気は肺臓を通って出るのですから、肺臓に害を与えているのは明らかなことであります。
肺を病んでいる諸君、胸が弱いと云う諸君、腹立てていることを止めると胸が丈夫になります。

またゲーツ教授は、愛する子供が死んで非常に悲しんでいる婦人の口に、ゴム管をくわえさせて、
同じような実験をして見ましたところが、薬の液体の中に灰色の沈殿物が生じたと発表しています。

そこでゲーツ教授は、色々の実験の末、次のように申しました。
「腹立ちや、悪意や気鬱(こころがふさぐ)は人体内に害の有る化学薬品をこしらえる。その中には非常に毒性のつよいものもある。
これに反して、楽しい、愉快な感情は、生理作用をととのえ、細胞のはたらきを活発にする栄養剤となる薬品を身体の中で製造する。」
(つづく)


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