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聖典引用 板

1468うのはな:2012/10/20(土) 15:49:15 ID:3jb./WYM
  『生命の實相』新修版第一巻序より再録

 宗教の自由が叫ばれ、それが認められるようになってから、ある種の術を施して
病気を治す所謂る「霊術的宗教」の中には、意識的なると無意識的なるとを問わず、一種の
催眠術的暗示によって信者を永久に自己の奴隷として屈従せしめてしまって其の宗教から脱退することに
恐怖心を感ぜしめるに至らしめるものが多いのである。

 しかし、かかる宗教は、その名称は「宗教」と云われているが、一種の「人格侵害」又は「人格の独立性蹂躙」を
行うのであって、それが宗教として甘んじてその横行が許されているのは、其の取締当局が「宗教とは、人間内在の神性、
佛性を開顕して、大宇宙の生命と一體なるところの無限性及び自主性を自覚せしめるものなり」と云う根本定義に想到せず
「医者以外の方法で病気が治るのが宗教だ」とか「何でも信ずるものが宗教だ」とか漠然と考えているから、どんな事でも人を
信ぜしめて人を集めさえすれば、そしてその信じた人たちが運営する結社をつくって登記さえすれば、直ちに宗教法人となると云うのであるから、
凡ゆる心霊療法や催眠術は「宗教」と登記して、税金をまぬがれたり「信仰は自由なり」の標語の下に百鬼夜行の現状を呈するようになったのである。

 しかし法人は登記によって成立するが、宗教と云うものは登記によって成立するものではなく、その内容によって成立するものだと云うことを知らなければならないのである。

 (中略)

 本書は約二〇年前に初版を出したものだが、その間に無数の難治症が全快したと云う治験の禮状を受けた部分である。
實相は不変であるから今も書き直す必要を私はみとめなかった。唯、記述中に出て来る人物の中には、境遇の変った人もあるから、
「先日」とある処も「或る時」と直したり、「何々をしている人」とあるのは「当時何々をしていた人」と云う風に直したりした。
が、そのほかには、最近の医学の発達と抗生物質の発見について言及した点が全く新らしいのである。

 尚、「七つの光明宣言」は現在生長の家教団の宗教法人規則に登載されているものとは多少異なるが、創刊当時の宣言を保持して置くことは
歴史的由来を明らかにする上に必要であるから、当時のままにして加筆しなかったのである。

 昭和二十七年八月一日 『生命の實相』愛蔵版第一巻序にも輯録


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