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聖典引用 板

1458うのはな:2012/10/18(木) 13:51:52 ID:f2bwKGw2
>1457 つづき

 
  その頃、その人はヨーロッパで牧師に生れて、そういう霊媒なる婦人を“縛り棒”に縛りつけて、それを川の中に押し込んで窒息さして殺しておった。
 それが牧師の役目で、その牧師をしていた男が生れ変って今の寝小便男になっているのである。
 彼は前世に於いて、斯くの如く人を水浸しにして殺しておったその業の報いが形に現れて、その業を解消しつつあるのだと指導したのであった。
 すべて“心の世界”に蓄積したエネルギーは仕事をして、それを形に現したら解消するのであるから、彼は毎日、小便の水浸しの中に浸って、過去に犯した業が
 消えるまでその現れとしての寝小便を続けているのであるというのであった。

 だから、この寝小便は、前世の業との関係で根が深いのであるから、それを治すのには「小便がしたくなったら眼が覚める」なんていうような催眠術的暗示では
治らない。こうケイシーは言って、次のような實相の完全さを語る言葉を唱えて暗示するように教えたのだった。
「汝は神の子であって、完全円満であって誰にでも汝の会う人に対して深切な愛情ある、深切な手助けをしてやるのである。汝は完全円満なものであって決して悪い人間
ではないのである」

 このような意味の實相を念ずる言葉を耳許で暗示してあげなさいと教えられて、それからは、今迄の暗示の仕方を変えて、「貴方は神の子であって完全円満であって、神様の
愛が實現している人である。それ故、貴方の会う全ての人々に行き届いた深切な愛を施してあげる立派な人であって、罪は無い、業は無いのである」という意味を耳許で、たった一度
暗示したのでした。すると、その晩から寝小便がぴたりと止まってしまったというケイシーの霊読の記録があるのであります。

 この事實によっても宿業というものは、いったい何処にあるかと云うと、その人の潜在意識の中にある。
その潜在意識の中にある過去に犯した“罪”や“業”の観念を浄心行や、神想観や、人間は神の子であって業も無い罪も無いという真理の思念や、真理を語る「聖経」の読誦によって消してしまう。
それによって今迄、医学的には不治の難症だと思われていた重病をも不思議に治癒せしめているのが生長の家なのであります。

 これは結局、イエスの「真理は汝を自由ならしめん」と教えたところの真理の治病的方面であるが、人類の戦争の惨禍も一種の人間の“罪”と“業”との展開としてあらわれた自己処罰的病的現象として
見るとき、こも真理の全世界的普及によって、永久平和の至福世界が生じ得ることを知って、アメリカ合衆国は勿論、中南米諸国に強力なる布教体勢を築きつつあるのである。

<「精神科学」昭和46年4月>  『人間無病の原理』 谷口雅春 先生著


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