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聖典引用 板

1403復興G:2012/10/06(土) 22:21:46 ID:vWpLkCzM

<第7回 WEB誌友会用テキスト>
 『生命の實相』 第1巻
  《實相篇(上)光明の真理 第7章》 より(6)
       (頭注版 p.206〜208)
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     食物療法は仮想

 世の中には断食療法をとく人ももあれば、栄養療法をとく人もあり、なかには大食療法、過食療法までもとく人があります。しかしキリストはいとも明瞭に「なんじら何を食らい何を飲まんと思い煩う勿れ」と、食物を人間ごころで選択する必要のないことを説いていられるのであります。

 何を食べてもよい! しかし、それは時と人とによって必ずしも一定しているものではなく、人間知恵で考えて解るものでもない。心が自然になるとき、腹を土につけて冷やした猫のように本能的に、最も今の自身にとって必用な事がしたくなる。こうして本能がひとりでにつごうがよいよう調節されて来るのであってこそ理想的健康生活であります。

 この境地には「何を食べては悪い」とか「何か食べねばいかぬ」とかいうふうな、外から律する人間知恵に頼っていては達せられない。「心」の根本の持ち方をかえて「生命の実相(ほんとのすがた)」を自覚し、生命は外から養われるものではなく、内から養われるものだということをハッキリ体得してこそ、本能の指示に従い、何を食べても健康によいというふうになるのであります。

     わたしの体験

 わたしの体験で申しますと、わたしはずいぶん以前からたいへん胃腸が弱かったのであります。胃は弛緩(しかん)症で、胃の筋肉の収縮力が弱いのだそうで、何を食べてもなかなか腸の方へは行かないで長時間胃の方に溜っていました。胃の中に食物が停滞している時間が長いので、食べた物が異常発酵を起こして、腸へ行くと腸の粘膜を刺激するのだそうで、毎日下痢ばかりしているのであります。

 医者は、「あなたのように胃の筋肉の弱い者は、胃筋の負担を軽くするためにできるだけ飲料を少なくとらねばならない。食事の時には絶対に飲料をとらぬがよい。それは消化液を薄めるとともに、胃筋肉の負担を重くする。飲料を飲むならば食間に、それも小量ずつ飲んで一時に胃腸に重荷をかけてはならぬ」というのです。

 一時私はずいぶん厳重にそれを励行したものであります。そのころわたしの宅で世話をしていた親類の一青年などは、わたしが食事の時に一滴も飲料をとらないので、自分がお茶を飲みたくても非常に遠慮していて窮屈だったそうで、この事実は私の親類じゅう誰でも知らない人はないくらいであります。

 ところが今ではわたしは食事の時にかなり大きな湯沸しに、一杯の茶をほとんど一人で飲んでしまうこともあります。そうかと思うと一滴も飲まないこともある。飲みたくば飲むし、飲みたくなければ飲まぬし、飲んでも飲まんでもその時の自然の本能にまかせているので、健康法のためにと思ってやってはいませんが、それでいて前には弛緩症だった胃が一升も茶を飲んでも別になんともないのであります。


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