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聖典引用 板

1370a hope:2012/10/01(月) 08:06:50 ID:r8H4x9xE

新版 生活読本 谷口雅春先生著

第二章 人間の「考え」は血の流れを変えます
♦条件反射ということ①


ロシアの大生理学者イワン・パブロフ教授は大脳の条件反射と云うことを発見したので世界的に有名でありますが、
その条件反射と云うのは、一例をあげますと、人間でも動物でも、一定の条件を与えると、
反射的に(かがみにものがうつるように)胃液がよく出て消化がよくなると云うようなことであります。

パブロフは先ず犬の胃袋に孔(あな)をあけました。
そしてその孔にゴム管を通して、その胃袋の中に出てくる胃液の性質や分量を色々と研究したのであります。
鈴(りん)を鳴らしながら美味しい食べ物を与えますとさかんに良い胃液が出て食べ物をよく消化いたします。
それを何べんもくり返したのちに、今度は、食べ物をやらないで、鈴だけ鳴らしましても、
同じように良い胃液が出ることがこの実験によってわかりました。

今度は別の犬に不味い食物(犬はにがいものが嫌いです)
をたべるように口元へもって往ってやりながら、コンコンと別の音をさせます。
すると、今度は、にがい食物をやらないでも、コンコンと音をさせるだけで吐き出すようになり、
食べ物を消化する胃液の出がわるくなって来ます。

このように条件に対して一定の反射的なハタラキを起こすのが条件反射であります。

ところで、これが判りますと、美味しい食物を食べるときに、
「これは美味しい、有りがたい」と思って良い胃液が沢山出て消化が好いとしますと、
これを繰返しているうちに、(諸君は、生まれてから何遍もそれを繰り返したことがあるに違いありません。)
今度は、不味い食物でも、「有りがたい、これは美味しい」と思いながら食べたらよく消化するようになるのは、
条件反射と云う現象(できごと)で当前(あたりまえ)のことであります。
(♦条件反射ということ② につづく)


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