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聖典引用 板
1323
:
「訊け」管理人
:2012/09/24(月) 16:47:42 ID:???
『神の意義とその理解』59頁より謹写――
◇超越内在の神を〝生命の体験〟として自覚せよ
生長の家は「神」をそのように説く。その学説を諸君が読む、そして生長の家は、「神」のことをそのように説いているのだな――と諸君がわかっただけでは何の効果もないのであります。諸君自身が、「超越無限力の神が自己に内在していて、その神こそが自分の本体であり実相である」と自覚しなければならないのです。その自覚が〝生命の体験〟として完成してこそ、「天の父われに在(いま)して、御業をなさしめ給う」とイエスが言ったような偉大なる功業を樹(た)てることができるのであります。
時々、一見信仰深き人は「神にすべてをお委せ致します」と言います。しかしその「神」とは自己に「内在する神」だということを知らなければなりません。遠く天上にある神にお委せして自分は何の努力も工夫もしないでも好いのだというような考えで、「すべてを神にお委せします」というのでは、神を自分と離れた「外にあるもの」(外在神)とみとめる信心で、迷信だというほかはありません。
「わが魂の底にこそ宇宙にみち満ちている超越普遍の神が宿ってい給うのだ。その〝魂の底の底なる神〟こそ〝本当の自分〟であり、その神を今自分は喚(よ)び出して働かせるのだ。否、現にその神が働き給うているのだ」という自覚を喚び起すのでなければ、実際に神の無限の力を自己の出口を通して発揮させることはできないのであります。「わが魂の底の底なる神よ、無限の力湧き出でよ」と私たちは一日数回、一寸した時間でも利用して、この内在超越の神を意識面に喚び出して活動せしむべきであります。
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