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聖典引用 板

1286a hope:2012/09/13(木) 07:11:54 ID:r8H4x9xE

新版 生活読本 谷口雅春先生著

はしがき①

人間は〝神の子″ですから、如何なる境遇も、如何なる人間も、
吾々自身を侵害して吾々の幸福を吾々から奪いとることは出来ません。
それならどうして吾々の生活が貧乏になったり、不幸になったりするのでしょうか。

それは自分が自分の「生命(いのち)」の本質を知らず、そのため自分で不幸になったり、
貧乏になったりするのであります。吾々は自分の生命の本質を知れば今直ぐにでも幸福になれるのでありまして、
未来のある時に、環境がどういう風になって来たから幸福になれるというのではなく、今すぐ幸福になれるのであります。

吾々は幸福を探し廻るのにあちこち、ここに見よ彼処(かしこ)に見よという如くはには探し廻る必要はないのであります。
幸福とは空に舞う蝶のようなものであります。
それを捕らえようとして走り廻れば幸福の蝶は逃げてしまって、空にとび去るのであります。

吾々が幸福を求めあぐねる心を捨てて、唯自分の心を平和にし、自分の心の花を美しく咲かしてしていたならば、
幸福の蝶は私達のそばに今来たって、肩の上にとまってくれるのです。

まことに、幸福は追求して得られるものではなく、幸福は「今此処(いまここ)」に見出さるべきものなのであります。
(はしがき②へ つづく)


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