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聖典引用 板

1261復興G:2012/09/07(金) 15:00:03 ID:xKxowNU.
<つづき>
<第6回 WEB誌友会用テキスト>

 『生命の實相』 第1巻

  《實相篇(上)光明の真理 第4章》 より(17)

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   選ばれた人々

 この非常時の時!
 ――形なき神が形をさえ示し給うほどの一大非常時に、この神の国運動の経典たる本書があなたたちのお手に入ったということは決して偶然ではないのであります。

 今申しましたように人類生活暗黒化運動は金力の魔手をもって全世界を掌握し、毎日の発行部数十数億万にのぼる宣伝機関を備えて、われわれ人類から神の子(または仏子)たる自覚を失わしめようとしていて余念がないのであります。だから、これに対抗して人類の生活を光明化するためには、ぜひともわが生長の家の出版物を読んでくれる人をできるだけふやすようにし、光明思想の出版物を読む人々の声が、人類生活暗黒化運動の機関紙を読む人々の声を圧するようにならなければならないのであります。
 そのためには読者をふやすということが今のところ何よりも必要な、神の国建設運動参加者の使命であります。

 皆さんは光明思想をひろめることをもって、一人の人間の営利事業に参加していると思ってはなりません。わたしはただ神から書かしめられている。そして編集の監修をしている。
 これをひろめてくださるのはあなたたちの使命なのであります。他の人々よりも一日早くこの「神の国運動」を知らされたということは、この「神の国運動」の最初の大使徒として選ばれた証拠ではありますまいか。

 諸君よ、選ばれた使命をゆるがせになしたまうな。時は過ぎ行く。「後(のち)なる者先とならん。」わたしはあの信仰深きキリスト教徒が戸別訪問をしながら聖書を売り、入信を勧めて歩く熱心さに心を打たれ襟を正す。諸君も、光明思想をひろめるのに、この熱心なキリスト教徒をならってくださることを希望する。
 希望は実現の母である。わが希望は必ず実現する。信じて望めば能わざることは一つもないのである。

 わたしは信仰深き生長の家誌友が結束して起(た)って、光明思想普及団体を組織し、全国の大新聞に大広告を出して、この光明思想を宣伝してくださる時期が必ずくることを期待していたのでした。
 いよいよその時が来ました。その結果、この真理の書が諸君の手に入ることになったのです。そして同志の協力にて本部道場もできました。全国に数百の同志の誌友会場もできました。

 ここにいたるまで、わたしは会社員として一日およそ十時間を労苦し、その余暇に『生長の家』の原稿書きをし、さらに誌友のために祈ってその病気を癒し、三重に献身していたものでした。現在は一ヵ月中の二十日間は講習旅行で南船北馬し、あと十日ほどで五雑誌に執筆し、毎月一冊ほどの単行本の校正をやっているのであります。

 神は献身を要求し給う。「容易に」ということを神は決して喜び給わないのであります。

 むかし、布施太子は眼を求むる者には眼を与え、耳を求むる者には耳を与え、手足を求むる者には手足を与え、およそ身体の一切と身体につける一切のものを捧げたがために、後の世に仏として正等覚(さとり)を開くことができたということであります。
 これは、何も正等覚(さとり)を開いて仏となるのに必ずしも苦しみが必要だということではないのであります。
 ただ神は何事にも「本気」すなわち真剣ということを要求し給うのであります。「献身」の前には、誰でも自分が「本気」であるか、よい加減な自己欺瞞(にせもの)であるかが自分自身にハッキリわかる。そのために神は「献身」を要求したまうのであります。
 換言すれば「価を払う」ということを要求したまうのであります。この本でも無料(ただ)なら読んでやろうというような人は、献身的要素がないから、たといタダで差しあげても「本気」にこれを読んでくださらないで、したがって得るところは少ないのであります。
 これは小さな問題でありますが、献身のない不真剣さでは神縁が結ばれないのであります。
 『使徒行伝』第五章にはアナニヤという人が妻と共に資産を売り、その価のいく分をかくしておき、残るいく分をその全部であると偽って献金しますと、ペテロが「アナニヤよ、何故なんじの心サタンにて満ち、聖霊に対して偽りたるぞ」と叱咤します。と、アナニヤその言葉に打たれて息絶えて死んでいます。
 これは、必ずしも神罰というわけではない。つまりそういうような方の精神波動と、神の救いの霊波とは波長が合わないために霊的恩寵(みたまのさきはえ)を受けることができない。神霊(みたま)の割愛(さきはい)を受けることができなければ本来神の生命を受けて生きているわれわれの生命は生きるはずはない。それでアナニヤの息が絶えたのは当然であります。
<つづく>


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