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聖典引用 板

1260復興G:2012/09/07(金) 14:59:21 ID:xKxowNU.
<つづき>
<第6回 WEB誌友会用テキスト>

 『生命の實相』 第1巻

  《實相篇(上)光明の真理 第4章》 より(16)

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 或る日、わたしがフト街を歩いていて古本屋の前を通ったとき、急に引きつけられるようにその古本屋へはいりたくなった。それでその古本屋の中にはいって行くと最初にわたしの眼についた本がある。その本を開いて見ると「生長の家」の主張に全然共鳴したようなことが書いてある。それでこれを翻訳して『生長の家』にのせて皆さんに紹介したというような順序になっているのであります。
 「生長の家」へ集って来る多くの心霊主義や光明思想の原書はたいていこうであって、海外の新刊書を別に注文したわけではないのであります。

 こんなことからでも、この生長の家運動が全然神の手によって計画され、外国物紹介でさえも必要に応じて海外から自由に引き寄せられている事実がわかるのであります。神は宇宙を摂理の手で支配してい給うので、あらゆる世界の出来事は、みんな神の手で蜘蛛(くも)の糸を引いたようにあやつられています。アメリカで新刊された本も日本へ渡航して来る西洋人がふと読みたくなり、それを船の中で読んで日本へ着くと同時に古本屋へ売る、その翌日わたしがその本を買うと、直接こちらから送金して海外から原書を取寄せるよりも早くその本がわたしの手に入るのであります。

 近ごろ、「物品引き寄せ」(apport)という心霊現象を行う霊術家があらわれて、大阪心霊科学協会実験会の席上において横浜にある実験者の門標を実験会場に引き寄せたという事実がありますが、(霊媒亀井三郎氏の実験)「物品引き寄せ」という心霊現象は、
 (1)この心霊現象の実験のように自然界の法則を一時破って奇術的に行われる場合と、
 (2)自然界の法則に従って、必要なものを必要な時に、必要な所へ、或る人間によって持ってよこさせるという方法とがあるのであります。
 (1)の場合は、自然界の法則を一時破って物品を引き寄せたのでありますから、引き寄せた物をまた持ち主に返さねばならないのであります。
 (2)の場合は「必要なものは神が必ず与え給う」という神から許された事実でありまして信仰の深き人には誰にでも日常生活において体験されている事実であります。「生長の家」のように人類光明化運動のために神から使命を受けている場合には、その機関雑誌の編集に必要なすべてのものはそれがアメリカにあろうとイギリスにあろうと、誰かの手を通じて迅速にわれわれの手に集まってくることになっているのであります。

 ともかく、現代の誤れる物質主義を源流とする人類生活暗黒化運動は、全世界のほとんどすべての出版物を金力で掌握して、記事に、広告に、全力をつくして人間生活から光明を奪おうとしているのであります。
 これに対抗すべく生長の家の人類光明化運動が出現したということは、実に神様の恵み深き計画であって、この運動に参加してくださる方は、その中心人物となる方が一国一郡に必ず十数名をおいてあって、それは劫初(こうしょ)以来の浅からぬ神縁のある方ばかりであります。

 この「神の国運動」の芽生えの時に神の使徒として人類光明化運動のためにつくしてくださる人は中でも特に「神縁の深い選ばれた人々」であって、原始キリスト教時代の十二使徒にも当たる人々であります。

 これらの人々のうちには「生長の家」の神界における本尊――この人類光明化運動を霊界から指揮してい給う神――の霊姿をありありと観たという方が数名ならずあるのであります。神の姿を拝した方々の話を総合してみますと、神は別の時に別の処で別の人にその神姿をあらわし給うたのでありながら、同じ神姿を各人に観せ給うてその実在を証し給うたのであります。

 わたしは神の霊姿などはどうでもよいと思っているのでありますが、神さまも非常時には非常な手段を示されるものとみえます。キリストも、十字架にかかって亡くなられてから、自分は「永生」であって「不死」であるという事実を証明するために弟子に対してその霊姿を各所で見せられ、それから弟子の信仰が白熱的にたかまったのであります。
<つづく>


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