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聖典引用 板
1253
:
復興G
:2012/09/07(金) 14:54:22 ID:xKxowNU.
<つづき>
<第6回 WEB誌友会用テキスト>
『生命の實相』 第1巻
《實相篇(上)光明の真理 第4章》 より(9)
-----------------------
先日ある読者から霊感が養成されて未来の事件があらかじめ判るようになれば、金儲けもできるだろうと思うから、神想観によって未来の透視力をえたいから、どうぞ指導をお願いしたいという意味を書いてよこされたのであります。
どうもこういう方には返事に困るのであります。
多少とも霊媒的天分のある人は催眠術によっても、鎮魂によっても、坐禅によっても、神想観によっても、その他の霊術によっても、おそいか早いかの差はあれ、未来を透視したり予感したりすることができるようになります。
しかし未来の透視能力があるということと、その人が幸運になるということとは全然別であります。
多くの人はいわゆる未来の予知能力がなくとも幸運なのであります。
これに反して、いかに未来の不幸が予知されても、先刻述べた鍛冶屋さんは水車に巻き込まれて脚を折り、少女は電車に轢(ひ)かれて死に、M――夫人は鼠に驚いて倒れて流産したのであります。
本当は、「予知される未来」というものは、念の世界ですでに起こっている現在であって、ある事が「念の世界」に起こってしまった以上は、その映しである「物質世界」にその事件は必然的に起こってくるのであります。これはとても避けられない。これを避けるには「念の世界」に自分の好まない事件を全然起こらせないようにするほかはない。
不幸が起こってそれを予知できるよりも、予知できなくともなんの不幸も起こらぬにこしたことはない。
だいたい、未来の予知的能力を獲得しなければ、自分は不幸にあろうであろうというような、自己を信ぜず、神を信ぜざる心的態度そのものが、すでに「念の世界」に自分の不幸の種子をまいていることになります。
そのような心であればこそ未来を予知したくもなれば、予知しながらでも、その未来の不幸にグングン不可抗的に吸い寄せられて行く。
だいいち、予知してから避けようと思うのではすでに遅い。
未来を予知する、すなわち「未来を見る」ということは現在すでに「念のフィルム」にできている事件を心の眼で見ることであります。
それが未来の事件のように思われるのは「念のフィルム」を自然力と称する「活動写真機」にかけて「物質世界の舞台面」に映し出すのに、今しばらく時間がかかるだけのことでありまして、その避けたいと思う事件はすでに「念の世界」に起こりずみの事件であります。
起こりずみの事件を避けようと焦るだけがばかな話であります。
で、われわれが避けられる不幸な事件はその不幸な事件がまだ「念(こころ)の世界」においてさえもハッキリした形をとっていない場合だけであります。
「念の世界」においてさえまだハッキリ形をとっていないその不幸な事件は、それは形がないから、心の眼でも霊眼でもハッキリ見ることはできないのであります。
ただそれは、ばくぜんとわれわれがそれを感じ、自分自身の念の性質によって、ある人はその事件の起こるところに近づきたくなり、ある人はその事件に近づきがたくなるほかはないのであります。
しかしその時こそわれわれがその起こるかもしれぬその不幸から逃れることができる唯一の時であります。
ある不幸な事件が「念(こころ)の世界」で造られる順序を見ますに、それは多勢の「心」の想念(おもい)が因子(たね)となって、「類をもって集まる」の心の法則により、類似した想念ばかりがモヤモヤとガスのようにまだ形が定まらないで集まります。それが大きく集まって一団となって来るにつれて、類似している「心」を引きつける磁石的引力も増加してきます。ちょうどそれは、月よりも地球の方が引力が強い、地球よりも太陽の方が引力が強いようなものであります。
それはまだ事件としてのハッキリした形を備えていないけれども、その「類」を引き寄せる力はかなりな遠方までも及ぶのであります。遠くにいる人もその引力を感じて近寄って来て、その事件を構成する一人物となります。しかし一方、その起こるべき事件とは「心の波長」において一致しない人は、その事件の波及する距離以内にいることなんとなく、不快な落ち着かない気分を感じて、その距離以外に遠ざかって行くか、あるいはその距離以内にいても何物かの庇護によってその不幸な事件に巻き込まれない位置に身を隠していることになるのであります。
<つづく>
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