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聖典引用 板

1177a hope:2012/08/25(土) 07:30:21 ID:r8H4x9xE

人生読本 谷口雅春先生著

排便(うんこ)の出ない赤ん坊


ところが、この若いお母さんは、お礼を言われるだけで、もうお仕舞いかと思っていましたら、
背中の赤ちゃんがムズかり出しました。
お母さんは赤ちゃんを安慰(あや)すように揺すぶりながら、
「ですけれど先生、ちょっとわたくし引掛りました」と言われるのです。

「何ですか。何に引掛ったのですか」と私が言いますと、
「先生、この赤ちゃんのウンコが出ません。」
「出るときが来れば出るでしょう。」
「だけど先生、ほうって置いたら一週間でも十日でも出ないのですもの。」
「出なかったら、面倒がなくて助かりましょう。」
「イイエ先生、赤ん坊はウンウン呻って泣きだしていかにも苦しそうです。」
「なぜウンコが出ないのかあなたに判りませんか。」
「判りません。先生にそれを教えていただこうと思ってまいりました。」
「それはあなたの心が赤ん坊に引掛っているからです。
あなたは御自分でそうおっしゃったじゃありませんか。」
「ですけれど……」
「ですけど?やはり引掛らせて置きたいですか?」
「先生、心配です。ウンコがでないとウンウン呻るんで、赤ん坊が死にそうなんですもの。」
「死ぬかもしれませんな。」
「死んだら困ります。先生、助けて下さい。」
「引掛っていては思うように出ないのは当たり前じゃありませんか。
だから、その引掛る心を捨てなさい。出るべき時がきたら出るんですから。」
「だって、ウンウン呻って死にそうなんですもの、浣腸せねばいられません。」
「浣腸したかったら、浣腸なすったらよろしい。」
「ですけど、先生、いつまでも浣腸しなければ出ないでは、大人になってから困るだろうと思います。」
「困るでしょうね。」
「先生、困らないようにしてください。」
「困ると思うから困るようになるのです。困らないようになるには困ると思わぬことです。
ウンコは出るようになっているのです。孔があるところに溜まっているのですから、
出るより仕方がないのです。それが出ないのは心にウンコが引掛っているのです。」

こう私は申しまして、この若いお母さんの恐怖心を除(と)ってあげるために、
こんな話をいたしました。次に話すところは本当の話なのです。
(つづく)


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