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聖典引用 板

1116復興G:2012/08/10(金) 18:38:46 ID:xKxowNU.

<つづき>

<第5回 WEB誌友会用テキスト 13>

 『生命の實相』 第1巻

 《實相篇(上) 光明の真理》 

 「第三章 あらゆる人生苦の解決と実例」より(13)

  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

 ――まずざっとこんな意味の事を書いて三好さんにさっそく返事を送ってあげたのであります。するといよいよ三好さんの人物考査の試験日が来たのであります。すると三好さんからは、お蔭で実に落ち着いてわれながらこれでは満点だという心の態度で試験官に対することができたので非常に嬉しく思っています。十五日には採用の通知が来るはずですから、採用と決まればさっそく電報で生長の家へ知らせて喜んでいただきたい――というような意味を書いた感謝状をよこされたのであります。さてわたしは家内と一緒に、三好さんのために神に祈って三好さんが採用になることを待っていたのであります。ところが十五日になっても、十六日になっても、電報どころか、手紙も来ないのであります。私も家内も熱心に祈ってあげたのでありますし、それだけまた、一時失望が激しかったのでありますが、われわれでさえこんなに失望するのであれば、当事者たる三好さんはさぞや失望しているだろうと思うと、慰めの言葉を送ってあげなければならないという気がして、わたしは長文の手紙をまた三好さんに送ったのであります。慰めるといっても、いいかげんな、でたらめをいって一時の気休めをさせるというのではありません。われわれが「神想観」によってある事物の成功を神にもとめる場合に、その求めた事物がえられないで失望していると、こんどは求めた以上のものが他の方面から与えられることがおうおうあるのであります。これは神の知恵が人間の予想した以上のところに働きたまうからであり、迷いの自壊作用でもあります。たとえば、ある病気に対し、健康な状態を神に求めていると、かえって熱が高くなったり、痛みが増加したり、分泌物がふえたりして、いっけん病状が急激に悪くなったりすることがあります。これでは「神想観」も効力がなかったのかと思って失望していると、その病状の急変が一転機となって、驟雨(しゅうう)の後の快晴のような爽快な健康がめきめきと回復してくるのであります。クリスチャン・サイエンスの開祖エディ夫人はこの「病状の急変」をケミカライゼーションと名付けて「これは真理の朝日が立ちのぼる前に『無明』の自壊作用が起こるのであるから、このケミカライゼーションが起こったら、あなたの病気はもう治ったと自分は病人に宣言する」とまでいっています。「神想観」によって生命の実相を観じたり、『生長の家』誌や『生命の實相』のような生命の真理を判りやすく書いてある本を読んで、病状が急激に悪変したならばこのケミカライゼーションという「迷いの自壊作用」であって、近くまったき健康の出現する前兆なのでありますから、自信をもって、やはり神想観を続けてください。そして毎日せめて一時間ぐらいは『生長の家』誌や『生命の實相』實相篇、光明篇、生命篇、萬教帰一篇等を読み、聖経『甘露の法雨』を祖先の霊前で繰り返し誦(よ)んでいただいておれば必ず急速にその病気は回復するのであります。病苦とか衰弱とかで読めない人は、看護に親しむ、身に近い人に読んでもらえば、読む人から健康の思想が言葉とともに放射されて病人に達するので回復が早いのであります。『生命の實相』は決して一ぺん読んで表面の心で解ったからそれでもう捨ててしまってもよいという書物でないのであります。幾たびも繰り返し読むほど潜在意識に深く真理がたたみこまれてきて、じっさいの治病力または運命の改善力となって発現するのであります。たいていの人は病気が急変してくるとびっくりして信仰に動揺をきたして医者に相談してみる。すると医者はその病状の急変が、病気の自壊作用すなわちケミカライゼーションだということが判らないから、書物などをこの大病人に読ませてはいけないといって読書を禁じてしまう。かかる医者の注意がどんなに病人にとって致命的なものであるかは医者自身には解らないのであります。
<つづく>


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