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聖典引用 板

1105復興G:2012/08/10(金) 18:28:04 ID:xKxowNU.
<つづき>

<第5回 WEB誌友会用テキスト 2>

 『生命の實相』 第1巻

 《實相篇(上) 光明の真理》 

 「第三章 あらゆる人生苦の解決と実例」より(2)

  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

 真理を知って病気がなおるのは、恐怖心と不安とが去って、精神的に安心かできるからであろうから、神経的な病気は治っても実質的な病気は治るまいと思われる方がありましょうが、それは物質とはいったいなんであるかを知られない方のいわれることであります。前章の「近代科学の空即是色的展開」にもちょっとのべておきましたように、物質の分子と分子との間はけっして密着しないで非常な距離が隔たっており、その間隙には無形の知性ある精力(エネルギー)があって、その物質を一定の形に維持しているのであります。肉体という特殊の物質にあっては、とくに密接にわれわれの心のはたらきが、物質に一定の性質を与えているところのこの無形のエネルギーを支配しているのであります。だから心の働き一つで肉体という物質の形や質や化学的成分までも変わるのであります。「金光教」では「理解」といってお道がわかれば自然に病気が治るとされています。「天理教」ではあらゆる病気はそれに応ずるそれ相当の心のさわりがあるからで、その心のさわりをとるようにすれば病気は治るものとされています。また実際これらの宗教では多くの治った例をもっているのであります。金光教や天理教を引き合いに出すと迷信くさいといわれる方には、最近科学の精粋たる精神分析を引き合いに出せばよいでしょう。多くの病気は、心から曇りを吐き出して掃除してしまえば薬も霊術もなしに自然に治るのであります。心の中から曇りを吐き出すことを精神分析学では観念洗浄といっていますが、宗教では「懺悔」といっている。「懺悔」すると病気が治る。なぜ治るかといいますと、「懺悔」して心の中の五目多を放下(ほか)してしまうと、「生命」本来の健全なる実相があらわれてくるからであります。

 ともかく、「生命」の素地を出すように磨きをかけさえすれば、「生命」が本当に完全な相(すがた)をあらわしてくるのであります。『生長の家』のように真理を書いた書物を読むということはその一つの方法であります。「神想観」によって「生命の実相」を観ずることも一つの方法であります。クリスチャン・サイエンスの創始者エディ夫人はその晩年にはみずから病人に治療をしないで、「私の著書を読め、真理があなたを治すでしょう」といったそうであります。それでじっさいエディ夫人の著書を読んでたくさんの病人が治っているのであります。

 最近ではユニティ協会という新しい実践キリスト教団の書物を読むだけで病気その他の不幸が消滅している事実もあり、われわれはユニティの出版物を要約して『人生の鍵シリーズ』(全五巻)として別に紹介しているのでありますが、クリスチャン・サイエンスやユニティはキリスト教の聖書のほかに典拠をもとめないが「生長の家」は仏典にも、日本古典にも、最近の電子論、スピリチュアリズムにまでも典拠をもとめて、古い人にも新しい人にも、またいかなる宗派の人びとにも、真理がみずからの宗教として悟れるように説いてあるのであります。真理はキリスト教のみにあるのではありませんから、一つの真理をクリスチャン・サイエンス(キリスト教の真理)として説くことも結構ですが、同時に仏教の真理、または日本古神道の真理としても説くことも必要であります。そうでないとキリスト教以外の多くの人々を救うことができないのであります。これがわれらの万教帰一的立場であって、説くところの真理は一つであるけれども博引傍捜どこからでも真理を引っぱって来てそれの自覚に入らせる道を講ずるのであります。その点において「生長の家」は非常に自由なのであります。つぎに本を読むだけでも、真理を悟れば、いかに各種の難病が治るものであるかの実例を示して、病気の本来「無」なることを明らかにし、病気で悩める人々への励ましとするために、試みにエディ夫人の著書の中から面白い治験例を引用することにいたします。
<つづく>


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