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聖典引用 板
1053
:
a hope
:2012/08/02(木) 07:31:14 ID:kJvHf4/g
人生読本 谷口雅春先生著
重田さんの体験③
その露店商人はその金物屋の前を毎日屋台店を押して行くのでしたが、
その事のあって以来、その露店商人は一向(こう)重田さんの店の前を通らなくなってしまったのです。
何かうしろめたいような気がするのでありましょう。
それで、重田さんの奥さんはますます恐縮せられた。
「これは申訳ないことをした。あの人が極(きま)りの悪い思いをしてここを通らないのは、
自分のいまひとつの落度から、あの人の住む世界がこれだけ狭くなったのである。
ああ申訳のないことをした。もっと私が深切にお客さんに応接する心があったならば、
人の世界がこんなに狭くならなかったであろうに」こうお考えになられまして、
その露店商人のために祈っておられました。
或る日重田さんの奥さんが、京都の街を歩いておられますと、
その露店商人がどこかで屋台店をおろして今川焼を焼いておったのであります。
それを見て、重田さんは心で掌(て)を合して
「露店商人に申訳ないことをしました」と言ってお詫びになった。
そして家へお帰りになると息子に、
「あすこにあの今川焼屋さんがいるから、あんたお金を貰ってきてください。
きっとあの人は今では実相があらわれて神の子になっておられてお金をくださるから」と言われた。
そこでその息子さんは、自転車に乗ってそこに出掛けて行き、今川焼屋の屋台店のところへ行って、
「おじさん!」とこう一言言った。
そうしますと、露店商人はこちらを見て、重田さんの息子さんの顔を見ると、
「いや、わかっとる、わかっとる。つい忙しかったので持って行かなかったが、
後から持って行くから」と言った。
そうして暫くすると、本当にその残りの金を持って来て、
「どうも申訳なかった」と言ってお詫びをして帰ったということであります。
これは、重田さんのお母さんが、その今川焼屋の実相を見られて、
「あの人は本来神の子であって、泥棒ではないのだ、泥棒に現れているのはうその相(すがた)だ、
本当の相は神の子である」という心持で、その本当の相を祈り出されたからであります。
(「第十五章 困難の生かし方」 終り 次回から「第十六章 日常生活の生かし方 へ)
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