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聖典引用 板

1047金木犀:2012/07/31(火) 12:38:28 ID:auusu5IE
日本再建の道を拓くもの(13)  谷口雅春先生  『生長の家』誌昭和57年8月号

避妊と堕胎の公認は性道徳を頽廃せしめる

産児制限は避妊法と人工流産(堕胎)によって行われる。最近一年間に指定医によって届け出 られた人工流産の数は六十万人だと言われるが、指定医によらずして手軽に堕胎されたる胎児はその二倍数にのぼるということである。一年に合計百八十万人が 殺されているということになっているのである。

しかし最近、指定通り認定さえあれば何人でも自由に堕胎して差し支えないことになったので、これはどのくらい増加するか今のところわからないが、これも占領政策に迎合した被占領者の愚かなる追随である。せっかく宿った人間生命を殺すというようなそういう残酷なことはなるべくしないように避妊法を行えというように宣伝され、避妊薬が氾濫し、避妊法を政府の 役人または政府から命令を受けた人が公然と教えて歩くというようなことまで行われているのであるが、それがどんな結果になるかというと、「性欲はできるだ け恣(ほしいま)まに楽しめ。そしてその結果としての重荷を負うな」ということになって、いよいよ性道徳の頽廃を奨励することになるのである。

古代ローマが滅びてしまった原因は五官の楽しみを満足させるための味覚の饗宴や、性設備が行き届いて、宴会などでも、食事は五官を楽しますためであって働 くためのエネルギーを補給する栄養ではなくなり、腹いっぱい楽しんで食べた後にはそれを吐き出す設備がととのえてあって、吐き出してはまた食べるというよ うな楽しみ方になっていたという。

食物が栄養のためにとられず、ただ五官の楽しみのためにとられ、性欲が生殖や夫婦の愛情の満足のためではなく、ただ五官の満足のためにのみ遂行せられるようになったとき、それは「自然」の意志に反逆するのであるから、必ずや「自然」は彼にその報いを与えるのである。
その報いとは人間生活の堕落、道徳の頽廃、毅然たる道徳精神の滅衰ということである。現に日本人の多数(大多数ではないかもしれぬが)はその報いを受けつつあるのであり、幾多のいまわしき事態が続々と起こりつつあるのである。

これは日本の人口を減少せしめようとする占領目的と同時に、一石二鳥的日本頽廃化の目的を達しつつあるのである。


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