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聖典引用 板

1046a hope:2012/07/31(火) 07:09:02 ID:kJvHf4/g

人生読本 谷口雅春先生著

重田さんの体験①


生長の家に家庭光明寮という花嫁学校がありましたが、
そこを卒業された方に重田さんというお嬢さんがありますが、
その方のお母さんは生長の家の誌友になって大変心境がお進みになったのであります。

家族中全体が生長の家の思想をお持ちになりまして、
人間を誰でもみんな神の子であると拝むような気持ちになられました。

その息子さんで商業学校出のまだニ十歳ぐらいの方がございますが、
家が金物屋で、この息子さんが商売の手伝をして金物を売っておられた。

或る日のこと、その息子さんが、お客さんに少しでも深切をしてあげたい動機で、
何でも二十三銭とかにうるバケツを、一銭値引きして二十二銭でお売りになったら、
お客さんが非常に喜んだというので、その息子さんがまた喜ばれまして、
同じ値段を引くくらいならばひとつ原価で売って上げようと言って、
元値(もとね)の十九銭でお売りになったそうであります。

そうすると、重田さんのところは金物が安いというので、
京都中で一番よく繁昌(はや)る金物屋さんになった。

すると金物屋の同業組合から、
「君の方でそんなことして貰うと市価(しか)が下がって困る」という苦情が出て、
それは中止しなければならなかったそうでありますが、
余りよく売れるので卸売値段が安くなって元値で売ったときにも、
やはり儲かったということでありました。【昭和十年ころの話】
(つづく)


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