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聖典引用 板

1003a hope:2012/07/22(日) 08:18:23 ID:kJvHf4/g

人生読本 谷口雅春先生著

大穴よりも小孔(あな)が恐ろしい


自分のものだと思うと一枚の紙でも大切にするくせに、
会社のものだと思うとゾンザイに使って平気でいる人があります。
自分の宅では十ワットの電燈でももったいないといって消して寝る人が、
会社のものだと思うと、百ワットでも二百ワットでも不要になっても点して置く人があります。

自分が金を払わねばならぬから大切にする。
自分が金を払わなくてよいから粗末にする。
こういうやり方の人は出世のできぬ人です。

何でも物を生かして使うようでないとその人は出世しません。
自分の金を払うときにでも入用なら二百ワットの電燈でも使うし、
会社が金を払うときにでも不要なら5ワットの電燈でも無駄にせぬようでないと、
物を生かして使うとは言えません。

時間でもわずかな時間を上手に使って勉強する人は偉くなるし、
花の蜜でもわずかな一滴を集め得る蜜蜂でこそあれほどの蜂蜜を貯え得るのです。

少しだからとて無駄にすることは、思いがけない大きなものを捨てていることがあるものです。
誰でもバケツ一杯の清水は無駄に捨てませんが、バケツに孔が明いていれば、
いつの間にかそのバケツが空になっているものです。

大きな穴より小さな孔が恐ろしいのです。
底ぬけの器には誰でも警戒して水を入れませんが、
小さい漏れのある器には気がつかないで物を入れて、
いつの間にか無くなっていることがあります。

大きな穴より小さい孔が恐ろしいのです。
小さく貯えて大きく使う人が偉くなるのです。

これはお金だけではありませんが、智慧でも同じことです。
毎日怠らず良き本を読んで少しずつ進歩しておいた者が、
イザという時に大きな仕事ができるのです。

(つづく)


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