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生長の家政治連合と「今の教え」を考える

710「訊け」管理人:2011/12/06(火) 11:04:42 ID:W9ebvJaY

(つづき)

<利息を理解するための寓話>

 ある村を想像してください。村人は数名としましょう。めいめいが物々交
換で生活を融通しあっています。
 ある日この村に銀行家がやってきます。そしてこういいます。「物々交換
ってメンドウですよね?」と。そして「この〝紙幣〟ってのをお使いなさい。
便利でしょ?」と。
 村人は喜びます。今までは義春が捕ってきたブタと、訊け(イケメン農夫)
が収穫した米を交換する際メンドウだったからです。「訊けさあの米の量だ
とこれ、交換するならブタを三分割せにゃならん」「分割したら腐っちゃう
から、次の買手がつきにくい」・・・とまあ、一例挙げればこんな感じでし
ょうか?そこへ紙幣なんて便利なもの、現れたわけです。みんな飛びつきま
すって。「ひやー、ブタを分割しなくても米が買えるじゃん!」となれば助
かる助かる。おまけに「谷口あかりショーを観に行くのに、ブタをたくさん
抱えて行く必要もなくなるじゃん!」となれば「もう銀行家ってば、ホント
天才」てな感じでしょう。
 ・・・紙幣の便利さが広く認知されますと、もうこの便利さは手放せませ
ん。そして銀行家は、絶妙のタイミングでこういうわけです。「紙幣の利用
料(=利息)をくださいね」と。「いえいえ、利息なんてわずか1%とかそ
んなもんっすよ」てな感じで・・・さて、ここにあるペテンがあるのですが
このペテン、見抜けるでしょうか。

 ・・・村に流通する紙幣の総量、これを100としましょう。しかし翌年
には101を銀行家に返済せねばなりませんがさて、この余分の〝1〟って、
いったいどこから来るのでしょう?・・・詳細をはしょって説明しますが、
この余分の〝1〟分の¥、返済しようと思ったら以下の選択肢しか存在しま
せん。

● 誰かが破産する
● 他の村から奪ってくる
(●他村と交易する、もありますがここでは省略)

 ・・・義春が村の会議で訴えます「ぎゃー、調子にのって紙幣、使ってた
けども銀行さあに払う使用料(=くどいが利息)、ありもはーん」と。する
と「じゃあ、破産しやんせ。破産しておはんのブタ農場、こいを銀行さあに
出しやんせ」と誰かが主張します。しかし「まだ彼女もおらんのに破産、し
とうなかー」と義春が叫びますとどうなるのか?まあ、この村が「村人同士、
助け合おう」てな正義漢であふれているほど、こうなります。つまり「義春
を破産させるくらいなら、他の村から奪ってこよう」と。
(※解りやすさを重視して説明してます)

<利息ってのはオソロシイ>

 「¥の総流通量100の国が、翌年利息を払わねばならぬ」「利息分って
のは¥総流通量の外にしかない」・・・・これが紛争の元の考えだと思いま
す。ユダヤから¥借りて産業育成、してごらんなさいな。相当に競争力ある
製品を生み出している国は別ですが(交易で利息分の¥、稼げますが)普通
の国ならどうなるでしょう。「銀行家に払う¥がない!」となりましょう。
そして「担保を取上げられるのはイヤだ」ともなりましょう。「それじゃあ、
他の国からかっさらってくるか」となるのが、自然なことなのかもしれませ
ん。(くどいですが、解り易さ重視で記述してます)

 「利息が紛争を生む」説・・・・近代化という美名のもと、我々は相当な
ペテン師に騙されつづけられている、ということも云えようかと。


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