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生長の家政治連合と「今の教え」を考える

518トキ:2011/10/17(月) 15:17:12 ID:xJoakDzU

>>187

187 :復興G:2011/07/23(土) 09:48:29
 谷口雅春先生が、生政連の選挙活動について直接のご指導から身を引かれた頃、それに携わっていたK先輩が、当時の『生長の家』誌を保存していて、「明窓浄机」の記事を見せてくれました。昭和49年10月号の明窓浄机で先生は、田中忠雄・村上正邦の両氏を、次期「衆議院選」に出馬させる(参議院選ではありませんよ)と、発表されました。
 それに対して、「それは無理です」と、畏れながら敢然と先生にお手紙を差し上げた誌友がいたのです。それをお読みになった先生が、昭和49年12月号『生長の家』誌「明窓浄机」に書かれたご文章を、ここに、何回かに分けて掲示させて頂きます。

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 明 窓 浄 机(昭和49年12月号『生長の家』誌)
  ▽わたしが選挙の実際問題に口を挾む事から退いた理由△
  ▽田中忠雄・村上正邦両氏の次期衆院選出馬は中止した△
  ▽田中忠雄氏は禅学の天分を生かす道こそ国の為である△
  ▽副総裁にお委せした次期参院選候補者の今からの展望△
                     谷 口 雅 春

<1>
○(管理人注:住所省略しました)の熱心な誌友某氏から丁重なお手紙を頂いた。前文を略して本題に入るところから敬意を表してここに再録させて頂く。
『……“明窓浄机”九月号を拝読し、万感胸迫るものがあり、又総裁先生が今次選挙の実情について御理解戴いてない点につき早速筆をとりかけましたが、組織の表面には出られない影武者として動いた立場上、黙して語るべきでないと心得て今日迄差控へてをりました。
 ところが十月号を拝見し、日本に於ける唯一最高の愛国団体、「生長の家」が懸崖の縁に立つ危機を感じて止むなく筆をとらさしていただきました。
 既にトップ層の会議で充分練られたものとは推測されますが、御文章によれば、田中、村上両氏を衆院選に立候補せしめられる由、まことに先生の御胸中をお察し申し上げれば無理からぬ御判断とうけたまはりますが、日本の危機であればある程、冷静に、慎重に言挙げいただきたく、以下の点につき御考慮賜はりたく伏して御願ひ申し上げる次第であります。
 一、総じて選挙なるものは地域社会の住民の与望をになつて立侯補するものであり、一団体が半年乃至一年間、不惜身命の奉仕を致しましても、民意と連帯するものではありません。日本に於ける高度の著名人である石原慎太郎、小坂徳三郎ですら衆院出馬の為に五年、十年の熟成する時をかけ然も、非常に危険な賭事であつたと言はれてをります。田中、村上両氏には、内部はともかく社会的には全く知名度がなく、全国を探しても一年そこそこでは根を下す土地も、葉を繁らす場所もありません。
 惟ふに衆院選への御判断は、
  一、この儘では次期参院選は候補者が四人になる。
  二、信徒の熱ある中に鉄を打つ。
  三、参院選の名誉挽回をはかる。
 の三点からなされたものと推測されますが、何事も御教への通り、人と、時と、処の要素は重大でございます。
 何としても衆院に人を送るとなれば四人の内、衆院へ出られる潜在勢力の持主は玉置議員のみでありませうが、時の点で非常な無理がございます。
 田中氏は評論家としては立派ですが、凡ゆる意味で候補者としては、衆参共に不適格であります。
 村上、鹿島、両氏は共に参院向きの良き候補者であります。一刻休んで民意と候補者の徳を養ふのも政治にとつて大切な要件と存じます。
 二、結論としまして、人、時、処、を勘案致しますと衆院選には誰も出馬させないのが最上の策でありまして、この位の事が判らぬ生政連ならば解散を命じられた方が国家の為と存じます。以上篤と御賢察賜り度くお願ひ申し上げる次第でございます。敬具』
 最後の一句「これ位の事が判らぬ生政連ならば解散を命じられた方が国家の為になります」は、私の胸に正面から鋭いメスで刺される思ひがした。これ位のことがわからぬのは生政連の幹部ではない。選挙に無知な私自身なのであるからである。


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