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生長の家政治連合と「今の教え」を考える
2056
:
トキ
:2015/11/27(金) 21:51:41 ID:dru3hUvg
ケーディス大佐は、小委員会は草案がSWNCC指令に矛盾しないよう、つねにチェックしながら、
各委員会とも翌日、2月7日までに第一次案を作成してほしい、と指示して散会しようとした。す
ると、「人権委員会」のロースト陸軍中佐が発言を求めて、次のように質問した。
「民政局で考えた憲法を、日本側が作成したものとして公表することになるようだが、これは
心理的信頼性という点で、問題になるのではないでしょうか。なぜなら、アメリカの政治の経験
と思考様式にもとづいて作られた理想的な憲法と、現在の日本政府の講堂や過去の言明との間に
は、あまりにも明白な不一致が目立つからであります。」
つまり、必ずや米国製憲法であることを見破られる、そうなれば、かえって日本人は反発し、
逆効果しか期待できないのではないか、というのである。
座は静まり返った。この点は、誰もが胸中にいだいていた不安であったからである。
だが、ケーディス大佐はあっさり答えた。
「イエス。貴官が指摘される不一致は存在する。しかし、アメリカの政治のイデオロギーと、
日本人の憲法思想の中で最良または最もリベラルなものとの間には、現在の日本政府の考えとの間
の不一致ほどのギャップは、存在しないと思う。」
ケーディス大佐の発言は、明らかに、高野岩三郎らの憲法研究会案など、民間の進歩的正案、ある
いは連日のように新聞が伝える「松本委員会」批判などを念頭におき、日本政府に意外な案で
あっても、日本人は受け入れるだろう、との意味である。
(同署 274ページ)
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