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生長の家政治連合と「今の教え」を考える
2050
:
トキ
:2015/11/16(月) 21:41:18 ID:gPmrtP9s
1946年2月4日。
民政局のホイットニー准将は、民政局の朝鮮部を除く全員25名を招集しました。
この以下のくだりについては、「1945年のクリスマス」より引用します。
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ホイットニー准将は、すぐに現れた。全員が揃っているのを確認するとおもむろに
口を開いた。
「紳士淑女諸君、今日は憲法会議のために集まってもらった。これから一週間、民政局
は、憲法草案を書くという作業をすることになる。マッカーサー元帥は、日本国民のため
の新しい憲法を起草するという歴史的にも意義深い仕事を、民政局のわれわれに命じられた」
どよめきで部屋がふくらんだように感じた。私には、この言葉が何を意味するか理解できなかった。
ジョークともつかないホイットニーの次の言葉に耳をそばたてた。
「諸君は、さる2月1日の毎日新聞がスクープした日本政府の憲法草案について、知っている
ことと思う。その内容は、明治憲法とほとんど変わるところがない。総司令部としてもとても受け入れ
ることはできないものである」
私は遠慮がちに部屋の隅に立っていたが、ホイットニー准将のすぐそばだった。あから顔で、頭の毛
のうすい将軍の額から汗が滲んでいるのが見えた。
「なぜなら、民主主義の根本を理解していないからだ。修正するのに長時間かけて日本政府と交渉す
るよりも、当方で憲法のモデル案を作成した方が、効果的で早道と考える。そこで、ポツダム宣言の内容
と、これから発表するマッカーサー元帥の指令に沿った憲法のモデルを作成する作業に入る」
ホイットニーの言葉は、いかにもロー・スクール出身らしく無駄がなかった。
(つづく)
「1945年のクリスマス」 シロタ・ベアテ・ゴードン 柏書房 129〜130ページ より
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