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生長の家政治連合と「今の教え」を考える

188復興G:2011/07/23(土) 09:50:28

 明 窓 浄 机(昭和49年12月号『生長の家』誌)
                     谷 口 雅 春

<2>
○生政連の参謀室からは、詳細なる理由を挙げた上で、次のやうな献言が来てゐた。
『以上から判断して、
 1、正攻法では全く当選の見込み両氏ともなく、泡沫候補扱ひを受け、生長の家の誌友も、また候補者本人たちも、余りにも惨めな思ひをすること。
 2、参院選で受けた恩を仇で返すといふ、信義を失ふ結果になること。
  (参院選で吾々の候補を応援して下さつた国会議員諸氏と同じ地盤で票の争奪戦をすることになり、どちらの候補も落選のおそれがある)
 3、教勢発展に支障を来たし、生長の家をやめてゆく者が続出するであらうこと。
 (選挙疲れのため選挙が厭になつてきてゐる)
 4、それでも強行するとすれば、一候補当り五億円の金を用意しなければならぬこと。生政連本部では参院選中の借金が皆済されてゐない現在、十億円どころかその十分の一も金策できる現状ではないこと。さらに泡沫候補だから自民党公認はとれないため、党や派閥からは金が出ないこと。
 5、仮に信徒の熱意で金が出来たとしても、殴り込み戦術だけに、周囲や色々の人間関係に摩擦や相克を生じてそれがさらに教勢に大きなマイナスになること。
 等々の理由から、今回の衆議院出馬は無理であり、ぜひ見合はせて戴きたいと思ふのであります。衆議院を狙ふなら、公明、共産のやうに、まづ地方議員を大量に育成し強化し、生政連の地盤を固めてからやるほかありません。そのためには急いでも最低五年の準備歳月が必要であります。
 ところが総裁先生が最近の最高首脳者会の席上、田中、村上両氏を衆院選に出馬させると発言せられたので、総裁先生のご命令なので、ハイと素直に受ける他なかつたのですが、勝算は全くないこと、金策もたたぬこと(村上君はこんどの選挙で五百萬圓ほど借金を残し、その返済に目下苦慮してゐる状態です)そしてさらに、勝算のない選挙を実際にやる地元の生長の家幹部が気の毒でならぬことなどを考へ合せて、本心は辞退したい気持でをりますが、御命令に背くので、それも申し上げられないといふのが現在の実情です』
 以上流石に生政連の参謀室は其の道に詳しいのである。


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