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生長の家政治連合と「今の教え」を考える

180トキ:2011/07/22(金) 11:39:45
玉置和郎の遺言(元秘書 樋口常雄氏著 飛鳥新社発行 昭和62年7月31日)
という本があります。

 玉置氏は、生長の家政治連合推薦の議員です。彼の政務秘書官だった方の回顧録です。
内容は政界の内情話で、生長の家政治連合に直接触れる部分は少ないですが、いくつか
気がついた事を書きます。

 玉置氏は、「田舎の商業学校から、給費学生として北京の中央鉄路学院本科を出て、兵隊。
さらに予備士官学校卒、すぐ終戦帰国、闇屋から24歳で社長。倒産3回。党本部へ。」
(商業学校、予備士官学校ともにトップの成績だったらしい)というやり手の人間でした。
それまでの生長の家政治連合推薦の政治家が、生粋の生長の家の人で、紳士的な方が多かった
のに対し、彼は「票が目当て」で生長の家に接近した人だったようです。しかし、政界内部
では相当なやり手で、谷口雅春先生は、彼の人格ではなく、能力とか行動力に期待された
のではないか、と思います。

 彼はバツグンの集金力を持っていたようです。が、田中角栄と違い、生長の家信徒の方々
から「広く、薄く」集めたので、法律に触れるお金の集め方ではなかったようです。

 かって「KDD]事件という大汚職事件がありました。KDDの経営陣が政界などに賄賂を贈り
かつ自分達も会社の経費を私物化し乱脈を極めていたという事件です。この時、KDDの社長秘書
だった人物もマスコミに糾弾されました。彼は玉置氏と同郷で、奥さんが生長の家の信徒だった関係
で、玉置氏も懸命に彼のために尽くしますが、最後に「メモ」を遺して自殺します。その内容は、
当然、政界工作の一切を書いたもので、これを玉置氏が持っている事から、政界では玉置氏は
いきなり大変な発言力を持つようになります。それ以外にも、玉置氏は各種の政界スキャンダルの
証拠を集め、それを公表しない形で、与野党の政治家に圧力をかける事で、隠然たる力を持ちます。

 こういうやりかたは、当然、彼の評価を下げ、同時に、生長の家の評価も下げる事になります。

 ですから、生長の家本部では、彼に対して、相当な反発や不満を感じていたと言われています。

 あと、中曽根氏への敵意は有名でしたが、実は、中曽根氏は谷口清超先生と東京大学の同級生
で、二人は仲が良かった、という話も村上氏の本にあります。

 なお、最後、玉置氏はガンになります。死期を悟った玉置氏は、今までの行きがかりを捨て、
中曽根氏に全面的に協力する事を約束し、今まで集めた政界スキャンダルの資料も全て処分し
封印していた大臣にもなり、最後まで自分の政治課題の実現のため、活動をされています

合掌 ありがとうございます


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