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生長の家政治連合と「今の教え」を考える

1554トキ:2012/08/14(火) 20:20:31 ID:rhH.RCOc
 このトレイシーでは、日本人の文化、習慣、心理状態が徹底的に研究され、捕虜が自分が意識しない状態でアメリカの協力するように
運営されていたのです。問題は、このトレイシーで尋問官のリーダーをしていたウイリアム・ウッダード少佐が、戦後はGHQの要員とし
て、日本の宗教政策を決定する担当者になった事です。現在の宗教法人法は、彼が成立に深く関わったものです。彼はもともと宣教師
であり、日本には宣教師として20年間も滞在しているので、日本語もうまかったのです。その経歴を買われて尋問官になったのです。

 そして、沖野大佐のような日本人の協力者を集めて、戦中はもちろん戦後も日本をいかにアメリカの国益に合う方向に誘導するか
という事を研究したいたようです。巧みな方法ですが、友人とみせかけて会話をし、それを盗聴する方法は、当時ですら国際法に
違反しており、また道義的には卑劣だ、という感想を持っています。しかし、現在の日本のアメリカ化された社会の背景には、この
トレイシーのやり方が見え隠れします。

 トレイシーでは、捕虜は優遇され、食事も豪華で、医療も充実しており、捕虜への暴力もなかったといいます。しかし、そうやって
緊張をほぐさせてから、無意識に捕虜を裏切るように仕向けるのです。日本も戦後、アメリカの民主化を歓迎し、その方向に政策を
取りますが、気がついたら、がんじがらめになって、身動きができない状態になったとも思えます。これは、アメリカがトレイシー
でやった事と同じような気がします。

 まあ、読んだ後、気が重くなる本なので、一読は勧めませんが、ご参考までに申し上げます。


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