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生長の家政治連合と「今の教え」を考える
1485
:
うのはな
:2012/08/04(土) 16:54:11 ID:mbxezudY
1483つづき
○ 業績がもうひとつあるのですか?
はい。日本は長年、みずからを海洋国家と称してきましたが、海の権益を守る法的手段を持ったことは
一度もありません。だからこそ、尖閣諸島周辺の海底資源を中国に実質的に盗掘される現実も進行しています。
安倍政権は、海洋基本法を誕生させ、その弟19条で初めて、日本の排他的経済水域(EEZ)の水産資源と石油、
天然ガス、マンガン、コバルトなどの海底資源を護ることを明言しました。
これら3つの成果は、いずれ歴史からフェアな評価を受けるでしょう。
日本では政治の分析や報道が常に情緒的です。そうした評価方法が変わって初めて、日本の政治が変わります。
○ 失敗はどの点ですか。
たとえばテロ特借法の扱いです。辞任表明会見で述べた通り、安倍さんはインド洋の補給活動の「中断なき継続」を、
総理の職を賭すほどに重要なものと考え、自分の言葉に殉じました。
しかし、その判断は間違いです。
○ なぜ安倍さんは自らを追い込んだのでしょうか。
政権末期に実は安倍さんは、中曽根康弘首相に傾倒していました。
中曽根さんは、「安倍君は小泉君より偉い。戦後体制全体の見直しを進めているからだ」と
高く評価し、政権が求心力をなくすなかでも、かばいつづけた。安倍さんの側近は当時、「安倍総理は中曽根さんを
『最後の心の友』なんて言うんだ」と困惑していました。
○ 「職を賭す」発言に中曽根さんの示唆があったのでしょうか。
その可能性が高いのです。中曽根さんは「補給の中断なき継続は、総理の職を賭してでも実現する
価値がある」という趣旨を安倍さんに伝えたと、わたしは理解しています。
アメリカはにはいつも「満願回答」でなければいけないという冷戦構造下の発想ですね。
そして、安倍さんはシドニーでブッシュ大統領に「中断なき補給継続」を約束しました。
○ しかし、政府・自民党はテロ特借法の延長ではなく、新作を作る流れでした。
新法なら、補給の中断は避けられない。安倍さんは小沢一郎さん(民主党代表)と会談し、
総理を辞する代わりにテロ特借法の延長をのんでもらおうとしたが、自民党幹部はそのような不合理な
会談はセットしなかった。追い詰められた安倍さんは代表質問で、心にもない「新法」で答弁できないと
代表質問の直前にあえて辞任した。情報をフェアに総合して、安倍辞任の真相をそのように考えています。
もしも病気が本当に主因なら、まず入院するはずです。安倍さんは入院の前に、辞任表明会見を行なったことを思い出してください。
ひとりの宰相に与えられる役割をみるとき、個人の資質だけではなく、歴史的な天命を考えることが大切です。
日本がフェアな国家主権を回復し、本物の独立を果たす。
安倍政権が、そのための最初の犠牲になったということを、主権者はきちんと知り、無惨な辞め方だけに目を奪われるべきではないと思います。
『救国』 青山繁晴 著
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