したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

生長の家政治連合と「今の教え」を考える

1446役行者:2012/07/31(火) 18:53:51 ID:96ooEVsU
 つづき 

 ◆私の所感◆

 中国のバブルは崩壊する!と90年代から言われ続けてきましたが、どうやら中央政府や中央銀行がその気になれば何十年でも先送りすることが出来るようだ。
 中国は一党独裁国家だから銀行の不良債権も飛ばしで帳消しにし、政府が不良債権を買い取った形にしているが、帳簿上はどこかに転売しない限り残り続ける。

 20年の歳月をかけて、日本は銀行の不良債権を償却してきた。
 債権を先延ばしにしている中国は果たして返済し尽くすことができるのであろうか?

 中国の地方政府は一党独裁の中央政府のノルマを達成する為に大規模開発に投資する必要があった。
 地方都市には超高層ビルが林立して高速道路も作られた。それだけ経済成長するわけですが、経済成長が続いている間は投資の回転もききますが、高度成長が止まってしまうと一気に不良債権問題が大きくクローズアップされてくる。もう飛ばしや帳簿の付け替えで済ますには限界の段階にきているようだ。

 今までは外資がどんどんやってきて企業も増えて従業員も増えて経済は拡大して来た。
 しかし東南アジアのほうがコストが安くなり移転しつつあるようだし、輸出企業もアメリカやヨーロッパの景気の低迷で打撃を受けているようだ。

 このような現状でしかもバブルの崩壊を先送りにすれば、不良債権の累積はますます大きくなり、中央政府などでも処理しきれない時が来るだろう。
 経済が今までのように拡大していれば問題は表面化しないが、拡大がストップすれば利払いもストップして不良債権化する。不良債権を処理する方向に政策を切り替えれば国も地方も緊縮財政になり日本のように経済が停滞する。日本の場合は輸出が好調だったから銀行の不良政権処理も何とか進みましたが、中国の場合、輸出も期待できい現状だ。

 ギリシャなどは外国から借金を免除してもらうことに成功しましたが、ドイツやフランスの銀行の資産がそれだけ吹き飛んだ。EU連合だから許された。
 ギリシャだけならいいがスペインやイタリアなどが同じことになると大変なことになる。
 一番あり得るのが、ヨーロッパの金融業界に破綻が生じ、アメリカに波及して中国にも日本にも波及する連鎖反応だ。
 連鎖的に世界的な金融危機が生ずるわけであり、中国のバブルが崩壊すれば日本も大打撃を受ける。

 中国は超経済大国にのし上がったのだが、どこまで消費尽くし続けるのであろう、中国人の永遠に伸ばしたい気持ちも分かるが、もうそろそろ限界であろう。
 策略に洗練されているアメリカと、強引な見え見えな戦略をゴリ押ししてくる中国に挟まれている日本、台湾、韓国・・・地政学的に悩みの種が多い国々だ・・・


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板