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生長の家政治連合と「今の教え」を考える

1273うのはな:2012/07/13(金) 21:19:03 ID:gTn97m6I
1270つづき

 自分の情欲だけに生きたいのなら出産してはいけなかったのです。
この世には避妊や不妊手術という方法があります。産んだ後、育てるのが無理なら、
せめて親にあずかってもらうなど方法はいくつもあったはずです。
死なせてしまうくらいなら、捨て子をした方がまだましでした。
あの女性はあまりに無知、無教養、冷酷な獣道を歩いたのです。

 人間の最大の敵は、無知、無教養です。それはブレーキのない暴走車です。終戦後、
暴力や犯罪に走る人を数多く見てきましたが、その人たちは総じて意志が弱く怠け者でプライド
だけは高く、そのくせ自分との戦いに敗れていました。
勉強はほとんどの人が嫌いです。しかし、言葉を学ばなければ、自分の考えを相手に伝えることが
できません。暴力を振るうのは、自分の考えが相手に伝わらず、もどかしくなり、カーッとなってキレる
からです。戦争から我が身を守るのは知識、教養なのです。

 しかし、知識、教養があっても性格の悪い人間たちはそれよりもっとたちが悪いのです。
さて、この国の政治家のみなさんは大丈夫でしょうか。先日は国会で予算委員会が開かれましたが、
相変わらず知識と教養を披露する場にはなっていないようでした。私が委員長だったら委員会の冒頭で
こう言うでしょう。

「みなさん、ここはただの喧嘩場ではありません。感情的に怒鳴り合ったり揚げ足を取ったりする情緒的発言は
やめて、教養ある紳士として冷静に議題を先に進めてください。ここは人間のための議場で、闘鶏場ではありませんからね」
(木槌でトントンとたたく)

二〇一〇年(平成二十二年)八月八日

『明るい明日を』 美輪明宏 著


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