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生長の家政治連合と「今の教え」を考える

1089うのはな:2012/06/11(月) 18:27:22 ID:gTn97m6I
環境問題での「悪魔の言葉」 武田教授

「地球のため、あなたは何ができますか?」という言葉を、環境問題を訴える広告などで見かけます。
これは私は悪魔の言葉だと思う。日本人のメンタルにぐさっとくるんですね。
目的を聞くな、それがどういう効果をもたらすかも考えるな、大切なのは「あなたには何ができるか」なんですよ、
というわけです。責任感の強い人にとっては、思考停止に陥る一言です。

 こう聞かれると答えは決まっているんです、「突撃して死ね」と一緒です。
戦時中、ガタルカナルで一人が突撃して死んでも大勢には影響がないんですが、「お前に何ができるか」と言われると
「お国のためにできることは精いっぱいやろう」と、日本人は喜んで死ぬんです。
特効精神は今でも、日本人の根底にあるんですよ。どういう世界になっているかわからない、ひょっとして温暖化どころか
寒冷化しているかもわからない、100年後の地球のために犠牲になるんです。

 日本人はまじめですからね、一所懸命で染まりやすいんですよ。私があるFMラジオ番組に出たときのことなんですが、学生から
相談が来たのです。「先生、僕は受験生ですが、温暖化防止のために冷房を28℃にしてあります。けれどもこれでは厚くて勉強できません。
もっと下げたいんですが温暖化は大丈夫でしょうか」と言うんです。
かわいそうですね。「アメリカだってドイツだって25℃でやってるよ。そんなことを心配するより涼しくして、しっかり将来のために勉強しなさい」と
答えるのが正しいのですが。彼が28℃で我慢することは、節約にはなります。
けれど温暖化を心配してのことならまったく意味がない。冷房は28℃という意味のない「洗脳」が、ここまでうまくいっているんですね。

報道もきちんと検証するよりも、不安をあおってばかりいます。あるテレビ番組に出演したとき、「温暖化が悪いわけないでしょう、農作物もたくさんとれるし、
良いことだらけですよ」と言ったんです。するとアナウンサーが「世界中がこんなに温暖化防止のために一所懸命なのに、そんなことを言っていいんですか」と気色ばんだ。
だから私も言いました。「あなたの言う、『世界中』ってどこですか?」と。
北米は本気でやっていませんね、アジアだってこれから発展したいんですから反対です。
「あなたが言う世界は、ドイツとその周辺だけでしょう」と。

 私は現代の報道と、ミッドウェー海戦のときの報道とを比べるんですよ。
ミッドウェー海戦のとき、日本軍に相当な被害があったのにもかかわらず、大本営はあまり被害が
なかったように発表します。戦争ですから、私はこれはある程度しょうがないと思うんです。
負けているのに勝っていると言う、自分に都合のいいように言うことを今でも「大本営発表」というくらいです。
しかし、新聞としてはどうかと考えたい。いくら大本営発表で情報が少ない戦時中とはいえ、「被害が出たらしい」という
くらいはわかるのではないでしょうか。もし、それさえも禁じられているのなら、「大本営発表コーナー」を作って、通常の記事
とは違うのだと明らかにするとか、できなかっただろうかと考えるんです。

『地球温暖化』論で日本人が殺される! 武田邦彦・丸山茂徳 著


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